オリバー・ストーン監督のスピーチ

来日したオリバー・ストーン監督による広島・原水爆禁止世界大会でのスピーチ全文が、ネットに掲載されている。(http://www.webdice.jp/dice/detail/3946/) 一部転載

「第二次大戦で敗戦した2つの主要国家はドイツと日本だった。両者を並べて比べてみよう。ドイツは国家がしてしまった事を反省し、検証し、罪悪感を感じ、謝罪し、そしてより重要な事に、その後のヨーロッパで平和のための道徳的なリーダーシップをとった。(中略) 一方、第二次大戦以来私が見た日本は、偉大な文化、映画文化、そして音楽、食文化の日本だった。しかし、私が日本について見る事の出来なかったものがひとつある。それは、ただのひとりの政治家も、ひとりの首相も、高邁な道徳や平和のために立ち上がった人がいなかったことだ」
「オバマはヘビのような人間だ。ソフトに語りかけはする。しかし無慈悲な人間だ。台湾に120億ドルもの武器を売り、日本にステルス戦闘機を売る。日本は世界第4位の軍事大国になっている。それを「自衛隊」と呼ぶのはかまわないが世界4位の軍事大国であることに変わりはない。
日本より軍事費が多いのは米国、英国、中国だけだ。日本をそういうふうにした共犯者はアメリカに他ならない。日本は米国の武器の最大の得意客なだけでなく、アメリカの行なったクウェートやイラクでの戦争の戦費の支払いをしてくれた」
「ここでみなさんには、ドイツがヨーロッパでしたように、立ち上がって反対の声を上げてほしい。日本はかつて戦争に負け、広島、長崎その他でひどい目にあった。その悲しみを糧にして強くなり、繰り返し戦争を起こして日本と世界に痛みを与えてきたバカ者どもと戦ってほしいのです。」

ボード ウォーク

苗場のボード ウォークを散歩した。
「ボードウォーク (boardwalk) は、木の板張りによる遊歩道。木道(もくどう)とも呼ばれる。 主に砂浜に設置されるが、他にも、湿地、河岸、砂丘など足場の悪いところに設置される。 地理的には世界中で見られるが、アメリカ東海岸に有名なものが多い。」(ボードウォーク – Wikipedia)

苗場も、夏場は毎年7月下旬に開催される「フジロック」以外、人が少なく、散歩した朝(8月12日)も、ボードウォークで出会ったのは1組だけ。
ボードウォークは、「森と会話できる散歩道」と言われるだけあって、癒しの森林浴の散歩道である。
ボードには、フジロックのこと、福島への支援メッセージが書かれているものが多い。多くのボランティアや寄付によって、作られているのであろう。
夏の苗場も、もう少し賑やかになり、このボードウォークを楽しむ人がいてもよい。

三国山

軽井沢の碓井峠と同じようなところが、新潟(苗場)にもあった。三国山への登山道が、かなり似ている。
登山道なので傾斜はあるが、樹木に囲まれ、1時間ほどの「登山」(もどき)。森林浴が楽しめる。あまり知られていないのか、土曜日の昼間なのに、出あったグループは3組だけ。途中の神社までで50分、頂上まで登山は諦めた。
http://blogs.yahoo.co.jp/uonuma5/24545082.html

夏の高原を楽しむ

夏は、海もいいけれど、高原もいい。薄もやのかかった山の稜線に、心が癒される。
白樺の木に、すがすがしさを感じる。高原の花もかわいい。ツリーハウスがあったりする。

熱中症対策

若い頃、長く灼熱のインドを旅していた 藤原新也の熱中症対策を紹介したい(SHINYA TALK、8月12日からの転載)

私はかつてインドのタール砂漠を横断したことがあるが、その酷暑たるや半端ではなかった。
実に60度を記録する日もある。
乾燥しているから生きて行けるが湿度があれば命が危ない。
砂漠では乾燥しすぎて発汗しているかどうかもわからないが、こころがけたのはその環境内における常温の水を飲むということである。
時にその常温の水は”お湯”になっているが、それでよいのである。
このことから日本の夏においても室内の常温の水ではなく、屋外に置いた常温の水を飲むべきである。
砂漠ではお茶を沸かもした。
お湯もよろしい。
旅では食料が乏しいから凝ったことは出来ないが梅干しをお湯に薄くまぜて飲むのがいい。
甘みのある梅干しがいいのだが、ただ酸っぱいだけの梅干しなら蜂蜜を加える。
塩と甘味が入っているからスポーツ飲料のようなもので吸収がよく、スポーツ飲料のように気持ち悪さがない。
ベースのお湯が麦茶であればかなり完璧。
麦茶と言っても昨今はただパックを水に浸すものがあるがあれはいけない。
やはり煎じて煮出すのが基本だ。
砂漠での経験に基づいたこの熱中症対策レシピ。
「列島沖縄化計画」対策のひとつとしたい。