御礼

今年(2012年)の時間も、残り少なくなりました。
(最初と最後を見た、紅白が先ほど終わりました。NHkのクラシックの番組の方を、ほとんど見てしまいました。)
拙い私のブログを読んで下さった方に、深く御礼申し上げます。
来年も、同じような調子で続けていくつもりですので、よろしくお願いします。

歳と新しいこと

歳をとると、頑固になり、新しいことを受け付けなくなる面もあると思う。しかし、自分にはミハーな部分はあるし、新しいことを、拒否することはないと思っていた。
ところが、そうでないことが、昨日わかった。

昨日は、今年最後の研究会を研究仲間と開いた後、打ち上げでイタリアン入っての店(カプリチョーザ)に入り、食事をした。メンバーが頼んだ料理の中に、たこ焼き器に入ったような料理が、パンと一緒に出てきた。皆おいしそうに食べていて、食べることを勧められた。料理の名前を聞くと、「エスカルゴ」だという。
はじめての料理に、恐る恐る、少し切って、口にいれてみたが、「かたつむり」と、思うとどうもそのような感じがして、それ以上食べることができなかった。

知り合いの松尾知明さん(国立教育政策研究所)の文章に「構成主義に立てば、学習は、白紙の状態にある子どもに、断片的な知識を蓄積していくようのものではなく、すでにもっている認知の枠組みに、新しい知識を関連づけ、組み込んだり、組み替えたりしていく営みを意味する」とある。(「カリキュラムと子ども」『子どもと学校』学文社、2010年、64ページ)
やはり、既に持っているものに規定され、新しいことはそう簡単に取り入れることはできないこと(特に歳をとってから)を認識した。

東京駅のイルミネーション

いつも、東京駅は地下鉄からJRへの乗り換え駅に過ぎない。人が多く、雑然として、ただ、足早に通り過ぎるだけの場所である。
今日は、10分だけの贅沢をしようと、東京駅で乗り換えの途中で、丸の内側を、地上に出て見た。そこは、乗換の地下通路とは違った、素敵な世界が広がっていた。

夫婦で久しぶりの東京

 家の中で犬(ソフィー)を飼っていると、家族全員で出かけることが難しい。3~4時間なら、犬は、何とか家の中で留守番しているだろうが、それ以上の時間は無理である。それで、勢い家族で旅行などの時は、誰かが犬と家に残ることになる。その役割は、私に押し付けられることが多い。妻と娘はそのようにして、よく海外に旅行したり、コンサートに行ったりして、私は犬と留守番である。
 私と妻とが一緒に出かける時は、近所での短時間の買い物であったり、ファミレスであったりする。あるいは、犬を一緒に車に乗せて、海(稲毛海岸、御宿)へ行ったりする。したがって、夫婦で遠出はもちろん、千葉県を出て東京に行く機会はほとんどない。
 それが、一昨日(12月23日)は、たまたま娘の出した応募が当たり、娘が犬の世話をするというので、夫婦で東京の青山劇場で開かれている「アニー・クリスマスコンサート」に行った。
 ミュージカル「アニー」(http://www.ntv.co.jp/annie/)については、私はほとんど知らなかったが、妻は、出演者の子ども達のオーディションや練習についてテレビでいろいろ見ていたようで、その出演者と音楽も楽しみにしていた。
 千葉の自宅から、渋谷近くの「青山劇場」までは、車で高速でレインボーブリッジを通り、1時間弱で着いた。さすがに日曜日いうことで青山通りは、大変なにぎわいで、それに千葉と違い、おしゃれな人と車(純白の素敵ポルシェも見た)が多い。
 「アニー・クリスマスコンサート」は、東京の山の手の御嬢さんが母親と見に来たという感じの人が多く、私たち二人は少し場違いであったが、ステージはなかなかよかった。
 2011年と2012年の「アニー」のメンバーが勢揃いで、生の演奏に合わせて、ダンスと歌をたくさん披露してくれた。今の日本の子どもや若者の歌とダンスの上手さには感心させられた。
 コンサートの後は、国連大学の前で開催されている「ファーム・マーケット」を見て回り(アメリカでよくこのような催しがあった)、おしゃれな青山学院の構内を歩いた後、駐車場に向かう途中にあったイタリアンレストランに入った。たまたまそこがオープンしたばかりの店ということで、雰囲気もピザやスパゲッティの味も、コーヒーも美味しかった。
 妻と東京に一緒に行ったのは、本当に久しぶりで、次回はいつになることか。

クリスマス・イルミネーション

放送大学東京文京学習センターの客員としてご一緒している神野藤先生より、足利フラワーパーク(http://www.ashikaga.co.jp/season/season08/index.html)にいらした時の写真を送っていただいた。そのイルミネーションの素晴らしさと、先生の写真の腕とがマッチして、幻想的な世界を醸し出している。その一片を掲載させていただく。