夏の風物詩-花火(その2)

昨日(8月4日)敬愛で担当の「教育原論」の試験が終わり、私も学生も夏休み。
「先生、夏休みは何をするんですか」と聞かれ、「毎日が夏休み」のような私は、返答に窮する。
今日(8月5日)は午前中から大学の研究室に行き、冷房のきいた涼しいところで、一気に答案を採点する。これまで出されたリアクションやレポートと合わせて最終の評点を出し、WEBの採点欄に記入する。
これで前期の仕事が一段落したので、夕方、家人と車で幕張の花火を見に行く。

打ち上げられる花火は2万発ということで道路も混んでいると予想し、海浜幕張とは2駅ほど離れた稲毛の浜の駐車場に車を停め、検見川浜の人工海浜まで20分歩き見学。
海風は涼しく、心地よく、地上からの花火の全容は見え、数が多く、綺麗なのだが、やはり打ち上げ地点から少し遠すぎ、聞こえる音も小さく、迫力に欠ける。。
「10分の1以下の御宿の花火とどちらがよかったか」と聞かれると何とも言えない。
でも、夏の風物詩の花火を2度も見ることができ、よしとしよう。

IMG_7030

IMG_7040

IMG_7043

夏の風物詩 ―花火

夏の風物詩の1つは、やはり花火であろう。
遠くからもきれいな花火と音を楽しめるのがいい。
多くの人が無料で楽しめるのも特質の一つと思っていたら、近頃は花火を近くでみれる観覧席は有料で、それもかなりの額である。
明日(8月5日)、近くで開催される「幕張ビーチ花火フェスター第39回千葉市民花火大会」の有料観覧席入場券が1500円~7000円である。花火の本数は2万発とのこと。企業からの寄付も4号玉10発が64社、6発が60社、4発が56社、2発が110社、混合60社とあるが、かなり費用がかかるのあろう。

昨日(8月4日)御宿海岸で開催された花火大会を少しのぞいてみたが、観客数はそれほど多くなく、打ち上げ地点のまじかで見ることができた。本数は1500発と幕張の10分の1以下と少ないが、大きな花火もいくつか上がり、花火が進化していることが感じられた。露店もたくさん出ていた。(http://www.himawari.com/blog/blog/13)
花火はお祭りと同じように、日常から離れた祭礼という要素があるのか、人々の気持ちは浮きたち、表情は明るい。とりわけカップルの若い人の表情がよく、縁結びにも一役買っていることを感じた。

IMG_7012

IMG_7018

IMG_7023

昆虫と子ども

夏は昆虫の季節。
小学生の頃、夏休みの宿題に昆虫採集(選択)というのがあって、友達とセミやチョウをとっては、防腐剤入りの殺虫剤の注射を打ち、標本にする昆虫を集めた。今考えると、生きているものを殺すなど残酷なことをしたものだと思うが、それを奨励した学校教育もどうかと思う。
今の幼い子が昆虫に出会うのは、図鑑やオモチャが最初で、本物をみると、バタバタと予測できない動きをして、びっくりし「怖い」「もういい」という。
生き物の昆虫の姿を見、その声を聞き、その殻に触り、満足するのがちょうどいいかもしれない。

IMG_6998

IMG_6999

IMG_7004