友人からの便り

友人の馬居政幸氏(静岡大学名誉教授、教育社会学)より、著書や最近の研究活動についてお知らせいただいた。

「拙著『変化する社会と生涯学習の課題』(NSK出版,2017)は、久しぶりの単著です。社会教育主事資格付与のための授業科目のテキストとして準備したものですが、学校教育、青少年文化、少子社会論などに考察の射程を広げました。8月から9月にかけて次の作業を進めています。
① NSK出版から『人口減少時代を活きる家族と学校の条件―生涯学習社会再構築のために』を発刊。人口減少下の日本の教育システム再構築への課題と処方箋提示に挑みます。
②日本教育社会学会69回大会での下記のテーマによる琉球大学の西本先生との共同発表の準備「沖縄における離島と本島間の学力格差~学力調査が及ぼした影響に焦点をあてて~」

馬居氏の活動は、「馬居教育調査研究所」のサイト(http://www.uer-labo.jp/)からもうかがい知れる。
大学教員は、定年後、このような活動ができるのだという、ひとつのモデルになると思う。