シャンプー考―コマーシャルに騙されない

今日は、床屋のおじさんと話していて、教えられることがいくつかあった。
① 頭髪の脂は、40度以上のお湯で、シャンプーなど使わなくても十分流せる。シャンプーを使うにしても少量でいい。
② 石鹸で頭を洗ってもいい。昔は石鹸で髪も体も洗っていた(どちらも同じ脂肪を洗い流す)。シャンプーが作られたから、シャンプーだけでは、髪がパサつき、リンス(コンディショナー)を使い中和させるようにした。この方が両方売れて儲かるからである。コマ―シャルで、人々の心をマインドコントロールして、人々の意識を企業に都合いいように誘導している。リンスの代わりにクエン酸で十分(これを薄め使えば安上がりである)
③ (頭の)皮膚に浸透するような成分の含まれているものはよくない。髪の毛を染めるものにはそのような成分が含まれていて、皮膚のダメージに気をつけた方がいい。
④ 石鹸にしろ、シャンプーにしろ、リンスにしろ、その成分表をきちんと確かめた方がいい。余計な成分が入っていたり、些細な成分をあたかもあることに効くように大げさに書いていることが多い。(ペット用のシャンプーも人用のシャンプーと成分を比べてみると大した違いがないのに、その違いを強調し、ペット用を高く売っている。また、犬の餌と猫の餌はほぼ同じ成分。犬はたくさん食べるので値段は安く、猫はあまり食べないので、同じ成分でも値段は高い)
⑤ 頭がかゆいのは、シャンプーのせいというよりは、きちんとお湯で流していないからである。かゆみ止めのシャンプーを使うより、お湯でシャンプー流す方に力を入れるべき。
⑥ 「シャボン玉本舗」の石鹸が、昔ながらの工法で、余計なものを入れず作っているので、それを使うといい。(そこ石鹸で頭髪を洗うのをいいかもしれない)
⑦ 白髪がきれいな人は、若い時から白髪が出始めた人で、年齢と共に髪が白くなった人はそんなきれいな白髪にはならない。これは遺伝と諦めた方がいい。

テンションの高さ

今日(9月⒙日)から後期の非常勤先の授業が始まる。長い夏休みですっかり下がってしまったテンションを上げなければならない。
昔院生の時、指導を受けた松原治郎先生はいつもテンションの高い方で、いろいろなことをてきぱきとこなし、ご一緒している時は自分も感化されて、自分でもいろいろなことができるような気になったが、一人になるとテンション(と能力)の低い自分には無理と落ち込んでしまう。
それでも、テンションの高い人と接したり、その姿を見たりすることは必要なことだと思う。とりわけ私のように日頃、ンションの低い人間にとっては必須である。そうしないと、私のテンションの低さに、学生は授業中すぐ寝てしまうのではないかと恐れる。
 
 先ほどたまたま見たYouTube(学生団体「SEALDs」の会見)では、冒頭の部分は、明快でスピード感のある英語を、心地よいテンションの高さで若い通訳の人(外人)が話していて、このテンションの高さとさわやかさを模倣して、今日の授業に臨もうと思った。

http://thepage.jp/detail/20150916-00000002-wordleaf