老年学

今日(17日)は、敬老の日。「卓球愛好会」で、ご一緒しているMさんより、老年学に関する情報をいただいた。参考になることがたくさん書かれているので、ここで紹介したい。

老年学に学ぶ 
① 1944年米国老年学会が設立された。(学会誌 Journal of Gerontologyその他Educational Gerontology)。日本では1959年日本老年学会が従来の日本老年医学会と日本老年社会科学学会の連合体として誕生した。(学会誌 日本老年社会科学会誌)。
高齢化社会の進展につれ高齢者の肉体的並びに精神的な諸問題の解決のためいろいろな研究が為されてきた。
②山本思外里氏は『老年学に学ぶ』(角川学芸出版、平成20年)並びに『より良く老いるための技術』(社会保険出版社、平成24年)の著書を書き、高齢者の生き方について大変有益な示唆を与えた。その内容をご紹介したい。
先ず著者は老年学の目的は老人が肉体的にも精神的にも健康であり、生命力と活動力を出来る限り長い間保てるように研究し実現するにあるとしている。     
 貝原益軒は言う。「君子は学んで道を楽しみ、天命に安んじて貧を憂えない。楽しみを得ては書を読み、時節を感じ、風景になれ親しみ、月花をめで、詩歌を吟じ草花を愛でる。清福を楽しめ。これは例え貧でもその身が気楽で静かで心に憂いがなければ良い。読書の益に勝るものはない。」
更に林語堂は言う。「人生を楽しむ「閑適生活」を礼賛し、旅行、友人、自然並びに読書を薦めている。中国人の余暇の楽しみ麻雀、花に水、囲碁、小鳥を飼う、入浴、昼寝、書道、芝居見物、讀経、盆栽等」
著者山本氏は言う。創造力とやる気が大切―やってみることが大切、問題は根気。更に著者は以下の事を述べている。
趣味を選ぶ5原則 ;1趣味の数は少なくてはいけない。2自分が主体的に選ぶ,3現役の仕事から全く新しい事をやる、3 満足と楽しみが得られるようにする 4お金のかからないものにする。
健康であるために;禁煙、お酒は適度に、運動する、適正体重にする、7-8時間の睡眠をとる、毎日朝食をとる、不要な間食をしない
ガン予防のために;植物性食品をとる、適正体重にする、運動、動物性脂肪を抑える。赤身の肉は一日80g以下とする、禁煙、酒は適度に、砂糖を避け、低塩にする
③ その他以下の本も参考になった。
古谷野亘編著「新社会老年学」(ワールドプランニング出版)
東清和著「エイジングの心理学」(早稲田大学出版)
麻生誠「生涯学習と自己実現」(放送大学教育振興会)

キャバリア

今日は、うち(ソフィー)と隣(さくら)の2匹のキャバリアのシャンプーを、風呂場でした。2匹とも、シャンプ―はそれほど好きではないが、比較的おとなしくしている。
じっとしていないので、洗うのも大変だが、ドライヤーで乾かす方が、もっと大変。でも夏は適当な乾かしで済むので、楽。風呂場から出ると、匂いがなくなり嫌なのか、何か匂いを体につける為に、置いてあるマットに体を擦りつける。これをやめさせるのが一苦労。
キャバリアは、あまり人気がある犬種ではないが、おとなしく、初心者や老人世帯にも適しているようだ(買う時、値段も安いし、家で毛のカットやシャンプーもできるし、あまり病気にもならないので、経済的だ。顔はノーブルというよりは、愛嬌がある)

インターネットを見ると、ブリーダーの説明や飼っている人のコメントや写真が、たとえば次のように、たくさんある。
<キャバリアは、素直で賢い性格の持ち主で、大変しつけのしやすい犬種です。場の空気を読む力も優れているので、注意する時は、大きな声で叱りつけるのではなく、ゆっくり語りかけるように言い聞かせることでちゃんと理解できます。それくらい頭がよく、物覚えも早いのです。人とのふれあいを大変好むため、「スキンシップ+”オーバーに褒めながら”」を意識してください。そうすることで、キャバリアの温厚で優しい性格を損なうことなく、むしろその長所をより伸ばす結果になるでしょう。
(http://cavalier.breeders.jp/find/39/)

(下の写真は、以前に、キャバリアのオフ会が稲毛海浜公園で開かれた時のもの)