留学生について

敬愛大学に勤めて一つ悔やまれることは、大学にアジアからの留学生が多数いて、その何人かは、私の1年生のゼミでも担当させてもらっているにもかかわらず、彼ら(彼女)らとの交流がうまくいかず、ゼミも終わりそうなことである。
留学生はアジアから遠路日本の大学に留学に来たのであるから、日本のさまざまなことに関心があり、日本人の同級生や教員とも接して多くのことを学びたいと思っているに違いない、また祖国と日本の社会や文化の違いに驚き、その差異の由来を探求したいという気持ちを持っているに違いないと予想し、それらが学べる機会を作るのが担当教員の役割と考え、いろいろなことを企画し、水を向けたりするのであるが、留学生からは、戸惑った表情をされたり、ゼミを休まれたりして、うまくいかなかった。
私の努力や工夫が足りなかったというのが一番の理由だと思うが、アジアからの留学生が日本の大学に何を求めてやってくるのか、日本で何に楽しみを見出し、何に戸惑っているのかなど、きちんと実態を把握して対処する必要があったことを感じた。

昨年、うちの隣の家に2か月ほど滞在していたアメリカ人女性は、うちの家族の押しつけがましい(?)誘いも喜んでくれたらしく、彼女の日本滞在記録の写真に、うちの家族との交流も入っていて、アメリカ人が日本のどこに惹かれているのか一端がわかり興味深かった。
アジアからの留学生にもこのような写真の記録を出してもらえば、何かがわかったのにと悔やまれる。

Here is the link to my 2016 “My Life” video…I posted on my blog. Thought you might enjoy.     https://www.youtube.com/watch?v=HwTeACmw4X4