理事会について

いろいろな組織には理事というものがいて、理事会というものが年に何度か開かれる。理事会は、その組織や会の重要なことの審議や決定をする機関であり、その議事はきちんと練られ、議事の進行は厳か(型通り)に行われる。その為、通常、理事会に出ると、提案に対して異論も出ず、たいした議論もない。
理事の人達は、組織の代表であったり、その道の権威の人であったり、有名な人あることが多いので、いろいろ意見を聞きたり、話が聞けたらさぞ有益なことであろうと思われるが、議事は型通りすすみ、横道にそれることはほとんどない。
学会の理事会も同じようなもので、事務局で議論して精査した内容が議案として出てくるので、理事から質問や意見が出ることなく、原案通りに承認されることが多い。
私の経験ではかって学会などでは、理事会の後の懇親会が開かれ、それが有益だった時が昔あった。そこではホンネの議論があり、情報交換があり、本の企画が立てられ、人事が実質的に決まったりすることがかってはあった。しかし、今はそのようなことはほとんどない。
現在私が参加しているT研究所の理事会は、理事長や事務局長の発案で、重要議題の審議や決定の他に、各自の研究に関するスピーチの時間が別に設けられ、研究の交流が計られている。そこでは高名な教育学者の話を聞く機会があり、とても得をした気分である。
各種の理事会も、もう少し、参加している人の学識や人柄が出るものになればいいのにと思う。

 

近くの神社に立ち寄る

日本人は神社やお寺には、どの程度お参りに行くのであろうか。
無宗教で、不信心のものは、お正月やお祭りの時以外に、訪れることは ない。私も平均的な日本人で、その例に漏れないが、たまたま先日、近くを通りかかったので、稲毛の浅間神社に立ち寄った。
「稲毛浅間神社は、全国におよそ1300ある、富士山を信仰の対象とする浅間神社(せんげんじんじゃ・あさまじんじゃ)の一つで、地元では安産・子育ての神様として知られ、「せんげんさま」と呼ばれて親しまれている神社だ。」
(http://japan-web-magazine.com/japanese/chiba/inage-sengen-jinja/index.html )とある。

この神社は、この近くに住んでいた60年以上前の記憶の中にもあるところである。何か、懐かしい感じがした。
それは、何か精神的な因縁のようなものなのか、あるいは単に海に近いための幼い頃吸った塩分の量を懐かしんだせいなのかわからない。

今回は、立ち寄らなかったが、愛新覚羅溥傑の仮寓もすぐそばにある。
(http://rover.seesaa.net/article/23923228.html)。愛新覚羅浩は常盤貴子主演のドラマでも有名(2003年秋にテレビ朝日開局45周年記念ドラマ『流転の王妃・最後の皇弟』で主演の愛新覚羅浩を演じ、第2部では視聴率25%(関東地区)を獲得した。)

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