最近の住宅(戸建て)の特質について

チャトGPTに最近の新築戸建ての特質に関して聞いてみた。以下私の質問とチャトGPTの回答を転記する。

私の質問―最近の日本の住宅(一般の人の住む戸建ての新築住宅)の特徴に関して教えて下さい。素人の感想ですが、昔は住宅の外観を重視していたと思いますが、今の住宅では外観はシンプルで、外からの見栄えはあまり気にせず、住む人の快適さの方を重視しているように思います。窓を小さくして、塀がない住宅も多くあります。昔の家は風通し重視していましたが、今は冷暖房(空調)完備で、空気の巡回はそれが行っているように思います。外からの視点より内からの視点で、新しい住宅(戸建て)が作られているように思いますが、この認識は正しいですか。

ChatGPTの回答―あなたの感想は一般的な傾向と合っている部分がありますが、日本の住宅の特徴はさまざまな要因によって影響を受けているため、必ずしも全ての住宅に当てはまるわけではありません。しかし、以下に最近の日本の住宅の特徴について説明します。/シンプルな外観と機能性の重視: 近年の日本の住宅は、外観よりも機能性と住みやすさを重視する傾向があります。無駄なデザインを削ぎ落とし、シンプルな外観を持つことが多いです。/エネルギー効率と省エネ: 省エネルギーやエネルギー効率の向上が重要視されています。断熱材や二重窓など、エネルギー効率を高めるための設計が一般的です。また、太陽光発電など再生可能エネルギーの導入も増えています。/居住空間の最適化: 広々としたオープンな居住空間を提供することが重視されています。家族のコミュニケーションを支援し、使い勝手の良い間取りが求められています。/自然との調和: 自然環境との調和を大切にする傾向があります。庭やウッドデッキを取り入れることで、居住空間と自然をつなげる試みが行われています。/高齢者に優しい設計: 日本の人口構造の変化に伴い、高齢者向けの住宅やバリアフリー設計が重要視されています。段差を減らし、車椅子でも移動しやすい環境を作ることが考慮されています。/スマートホーム技術の導入: IoT(モノのインターネット)技術を活用したスマートホームの導入が増えています。家電や照明、セキュリティシステムなどをスマートに制御することで、快適な生活をサポートしています。/地震対策: 日本は地震が多い地域であるため、新築住宅では地震対策が重要視されています。耐震性を高める工法や設計が採用されています。/持続可能性への取り組み: 環境への配慮から、再生可能素材の使用や廃棄物の削減、リサイクルへの取り組みが行われています。/したがって、あなたの認識は一般的なトレンドを捉えているものの、すべての住宅が同じ特徴を持つわけではないことに注意が必要です。地域や家族のニーズに合わせて、さまざまなタイプの住宅が建てられています。

知人の建築家にこのチャトGPTの回答に関してのコメントをもらった。それをまとめると下記のようになる。

①住まいを建てる時の一般論としては、正しい指摘が多い。このところ、省エネ、脱二酸化炭素、環境など対策が重視されてきて、建築法令などでも規制が制度化されて来ている。② 高気密、高断熱化はそれ自体は必然的なことともいえる。同時にそれはかつての日本家屋の持っていた良さが失われてきている面もある。③ 現在は敷地が細かく分割され、敷地一杯に建てられた住宅が多い。④ 境界のブロック塀が無くなってきたことはとてもいいことだが、一方で外との関係を断つような小さな窓などが一般化している。⑤ マンションでの住み方や間取りが戸建てに移ってきている。⑥ 分譲住宅では、隣同士がほとんど同じような間取り、外観の住宅が連なることが多い。⑥ 高齢者の問題では、段差の解消、開き戸から引き戸、手すりの設置などがかなり進んできている。高齢者の身体の変化に伴って対応できるようにしておくことが大切。⑦ 住まいはそれぞれの住まい手の生活、生き方を反映するとても大切なもので、一人ひとり、家族ごとに違うもの、何とかそのために自分に合った住まいを見つける又は創っていくことがとても大切。そのような姿勢、経験を持つ建築家を見つけて相談することも必要。。