「梨泰院クラス」のヒロイン・イソの生き方

 最近は韓国ドラマをあまり見なくなったが、時々昔見た韓国ドラマを見たり思い出したりすることがある。昔の「冬ソナ」以外では、「梨泰院クラス」(2020)を見たのが、韓国ドラマを見始めた最初で、今でも時々見る。

 (以前にも書いたが)そのドラマのヒロイン・イソの生き方に感心した。それは従来の女の子らしく好きな男に「自分を守ってもらう」というのではなく、逆に自分が好きな男の夢をかなえさせ、彼を守り、彼に危害を加えるものを殲滅させるという強い意思で行動する女性である。たとえ彼から愛が得られなくても怯むことはない。母親の子どもへの愛情に似ているような気もするが、「男は女(妻)を守る」という現代にも続く日本の風潮とは違い、新鮮さを感じた。(ブログ2020年5月24日参照)