犬の存在

うちの犬(キャバリヤ犬)は、家で飼うようになり10年以上経つ。朝夕外を散歩する以外、ほとんど家の中にいるが、おとなしく、自分の寝床か、リビングのソファー,あるいは別の場所で寝ていることは多い。
一緒に遊んだり、撫でたりしてあげると嬉しそうな表情をし、尾っぽを振るが、家族メンバーは忙しくなると、散歩と食事以外は、誰からも関心を示されず、ほおっておかれ、寂しげである。
私も、犬の朝夕の散歩と3度の食事と、犬を飼うことはなんと面倒なのかと思う時がある。また、家族で出かけ犬を家に置いて来た時は、早く帰らなければと気になり、犬がいなければもう少しのんびりできるのにと思う。
ところが、今日、娘がその犬を旅行に連れて行ってしまった。
うちのいるべきところに犬がいない。すごく変な気分である。パンやお菓子の余りをいつものように上げようとあたりを見ても、傍に犬がいないので唖然とする。何か大切なものが欠けてしまった気分である。

 

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公開研究会のお知らせ

知り合いの澤田稔さん(上智大学)より、公開研究会のお知らせをいただいたので、掲載する。(澤田さんとは、U.W.で、M.アップル教授の授業でご一緒したことがある)

上智大学グローバルコンサーン研究所(IGC)主催シンポジウム
「教育知をめぐるグローバル状況と今後の日本:PISA の批判的再検討へ」
日時:2016年6月26日㈰14:30-17:00
会場:上智大学四谷キャンパス3号館1階 3-123教室
発表者:
・ PISA が生まれた時代から考える〜政策とエビデンス 篠原 真子(国立教育政策研究所)
・ PISAが日本の学校教育に与えたインパクト:B.Bernsteinのペダゴジー論の視角から 山田 哲也(一橋大学)
・ PISA とキーコンピテンシーの「ずれ」から見る新学力観と格差問題 高山 敬太(オーストラリア・ニューイングランド大学)
司会・コーディネーター:澤田稔(上智大学)

今年度のカリキュラム学会課題研究IVと同趣旨の公開シンポジウムを、上智大学グローバルコンサーン研究所(IGC)主催で開催します。主として、教育学者や教育関連大学院生、政策担当者をオーディエンスに想定していますが、この問題に関心のある方なら学部学生、会社員の方など、どなたでも参加可能です。おそらく、日本で初めて開催されるPISAの批判的検討を目的とするまとまったシンポジウムです。(澤田)

今日の授業(27日、敬愛大学)

今日の敬愛の授業は2コマ。講義科目「教育原論」は、「教育とは」の2回目で、資料をたくさん配り、「遺伝と環境」「母なるものと父なるもの」という内容を学生に考えてもらおうと試みたが、盛り沢山過ぎて、どちらかというと失敗の授業。資料の内容は、充実していたと思うのだが。IMG_20160427_0001

2年ゼミでは、先週に続き、好きな曲をスマホかYou Tubeでかけて、その歌詞の内容を説明してもらう授業。今若者に受ける曲は、どのような内容が歌われているのか。どのようなことを大切と考えているのかを探りたいと思った(下記のメモ参照)。

2年ゼミ  420日  メモ  好きな 曲を1曲 選び、その歌詞で、歌われている内容を考える。

1歌手、グループ   2 曲名    3 歌詞    4 主題(EX,恋愛、失恋、愛、孤独、友情、未来、過去、連帯、怒り、がんばる、励まし、宇宙、安らぎ、死、反抗、)5 歌詞の内容解説    6 どのような視点をもった歌詞なのか?  ① 時間軸(過去、現在、未来)② 空間軸 (自分、身近な人、他人や社会)③どこに向かうのか (自分の内面、他者との関係、社会との関係)④ 属性(ありのまま)か、業績(努力)か ⑤感情(悲しみか喜びか) ⓺乗り (テンション)高いか低いか ⑦効果-癒しか励ましか  ⑧ その他、自由に解説

挙げられた曲は、下記(カッコ内は歌手・グループ)

アンマー(かりゆし58)、証(フランプール)、ライオン(遊助)、勝利に笑みを君と(ウカスカシー)、閉じた光(RADWIMPS),線香花火(井上苑子)、好きだ(Little Gree Monster ),Dream(清水翔太)、Stand over (3代目 Soul Brother)、AI(ハピネス)、日曜日(Back Number)

ゼミ生のあげた曲は、J-ポップがほとんどで、身近に好きな人がいて、その人と一緒であれば、これからの人生勇気をもって歩めるというような歌詞も多かったように思う。大学2年生は、青春まっただ中で、人生の一番いい時(このような学生と接することができるということに感謝したい)

【こども学科】武内ゼミのある日の風景(2年生・教育社会学)

http://www.u-keiai.ac.jp/international-news/34_572356519e88d/index.html

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今日の授業(26日、敬愛大学)

  今日(26日)の私の敬愛大学での授業は2コマ。 1時間目は「こどもと地域の教育論」で、テキストは住田正樹「地域社会と子どもの発達」『子どもと地域社会』(学文社、2010)を使った。住田氏の章の内容は、子どもの社会化と地域に関してとても行き届いた内容なので、授業の最初に取りあがるのにふさわしいと思った。受講者には全員読んでコメントを書いてくるように宿題を出していた(反転学習?)。ただ、その内容はかなり抽象度が高く、身近例から考えにくいかもしれないと思い、下記のようなレジメを私の方でも用意した。実際の授業では、発表の4年生4人が的確な要約を模造紙に書いてきて、さらに学年ごとのグル―プで議論、その発表という形式で行い、内容の理解が深まり、さまざまな意見がだされた。地域と子どもの関係の全体像が、見えたように思う。私の用意したレジメは、簡単に説明するだけで終わった。

2時間目は、国際学部1年生の演習(ゼミ)。今日は、1対1の自己紹介(対話)を5分単位でぐるぐる回り、行った。14名という少人数のゼミでも男女で分かれたりして、話す機会がない人がいるので、 このような機会を作ることにより、お互いに声をかけることに抵抗感がなくなるようにという配慮からこのようなことを行った。面倒くさそうにしていた学生もいないわけではなかったが、比較的楽しそうに話しあってくれてたと思う。 その1年生に「時間のある人は、研究室に来て」と呼びかけたら、3人の気のいい男子学生が来てくれて、持ち寄ったお昼を一緒に食べた。学生からドーナツまでもらった。この次は、私も何かお菓子を用意しよう。

授業メモ(「こどもと地域社会」 426日)   武内清

子どもと地域社会(住田正樹「地域社会と子どもの発達」『子どもと地域社会』(学文社、2010)から考える。

1 子どもの発達・社会化に地域社会はどのようにかかわっているのか。 

2 子どもの相互作用(接する人との関係)から考える。ー 親、仲間、隣人 (きょうだい、祖父母、親戚、保育園、幼稚園の先生、お店の人、テレビ、メディア) 

3 自分の場合、誰の影響が大きかったか。ー  1父、2母、 3きょうだい、3祖父母、4親戚、5保育園、幼稚園の先生6隣人、7お店の人、8テレビ、メディア、9その 

4 上記は、身近な人や近隣の人であろうか。ー1 ほとんどそう 2 かなりそう 3半分くらい 4 そうでない 

5 小学生の時、学区を超えて、学区外の地域に行くことは、

6 学区外に行くときは、どのような時か 

7 近所の人と子どもとの関係は、どのようなものか。 

8 エレベーター付きの団地、マンションに住んだ時の、人間関係はどのようなものか。 

9 都会的な近所付き合いとはどのようなものか。 

10  子どもの成長、教育の為に、親がそれに役立つ機能をもつ機関(エージェント)を選び、そこに子どもを通わせればいいので、近隣関係や地域社会は必要はないという考え方を、どのように思うか。 

11 子どもを、地域社会の犯罪から守るために、どのような対策をとったらいいのか。 

⒓ 現代地域社会の何が変化しているのか。理想的な子どもと地域社会とのかかわりは、どのようなものか。

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チョウ(蝶)

近頃千葉でも蝶を見ることが少なくなった。かってはモンシロチョウ、モンキチョウ、キアゲハ、だけでなく、クロアゲハ、アカタテハ、アオスジアゲハ(?)、シジミもよく飛んでいた。近頃はめっきり見なくなった。
たまたま、1匹のキアゲハが庭のヤマツツジの蜜を吸いに来て、至福の時を過ごしているようで、見惚れてしまった。

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