日本教育社会学会65回大会(9月21日、22日)に参加する

日本教育社会学会の大会(年に1回開かれる)は、自分は大学院の修士課程の時から、毎年出ているので、今回の埼玉大学の大会への参加で、もう40回以上の参加となる。
 学会は、それぞれの分野の最前線の内容の発表があるので、大変勉強になる(それだけ、日頃自分は不勉強ということであるが)。それと、日頃離れていて会うことが出来ない人に、久しぶりに会い、話すことができる。さらに、新しい出会いもある。これだけの効用があるので、万端を廃して、出席するようにしている。
 学会参加への姿勢は人によってさまざまのような気がする。第1は、自分の専門を中心にしながらも、関連する発表を聞き、新しい知識を学ぼうとする人。これが一般的。第2は、自分の研究分野の発表のみを聞き、それ以外は聞こうとしない人。研究関心が狭いのか、高度なのか不明。第3は、学会は自分の研究の発表の場と考え、自分の発表が終わればさっさと帰ってしまう人。これは自分の研究に大きな自負や自信のある人。若い人にも多い)第4は、学会をもっぱら人との交流の場と考え、発表はあまり聞かず、会員控室や受付付近で知り合いと話し込み、懇親会や2次会参加を主にする人。
私にとっては、学会は新しい知識を仕入れる場になっている(第1のタイプ)、知り合いに会えるのも楽しい(第4のタイプ) 歳を取り顔を見せないと、皆から生きているのかどうか疑われる)。、ただ、高齢になってくると、年々、先輩世代や、同世代の出席が少なくなり、若い人が多くなり、このまま学会に出続けていいのだろうかと気持ちにもなる。それに、今更新しいことを学んでどうするのかとも考えてします。
 しかし、学会を、生涯教育の場と考え、新しい知識の習得や人との交流を楽しめばいいのであろう。