教育実習の視察

 このところ1週間に1校の割合で、ゼミ生の教育実習を視察に行っている。
教育実習はその学生の持っている資質や能力、さらには人間性も全て出てしまう、と以前から感じていた。したがって、能力や人間性(特に子どもとの関係)が大丈夫と思う学生の教育実習は安心して見ていられる。
 もう一つ、感じるたことは、学生を、大学で見ていてはわからないことが、実習先でわかることがあるということである。ゼミでの発表ではわからないものや、大学の成績にはあらわれないものがあるということである。学科の先生からも、「これまで前任校からずっと学生達を見てきた経験から教師の資質には学力だけでは測れないものがあることを感じています」というコメントをもらった。
それにしても、ゼミの学生達は、皆 生徒に慕われ、いい授業を展開している。学生を大学にいる時とは見違えてしまう。