朝顔ウォチング

幼少期に馴染んだ動植物に親しみを感じる傾向が誰にでもあるのではないか。いわゆる「刷り込み」(イン プリンティング)がなされているのであろう。
私の場合、家で、動物は文鳥、カナリア、十姉妹、金魚、フナなどを飼っていたので、今でもそれらを見ると心が和む。
夏は友だちとトンボや蝉や蝶蝶、バッタを追いかけていたので、それらについ目が行ってしまう。植物では、朝顔が一番印象に残っている。
そのようなわけでは、今朝は朝顔ウォチング。バッタや蝶も見つけた。心穏やかな一日になりそう。(写真は、クリックで拡大)

「居留地の壁」いただく

放送大学の院生で神戸から来ていた院生(西田さん)から、お菓子の本場神戸の、素敵な洋菓子「居留地の壁;シュ-ラスク」をいただいた。
食べてみて、あまりの美味しさにびっくり。
早速、インターネットで調べてみたら、目ざましテレビでも紹介され、ランキング1位のお菓子とのこと。美味しいはずだ。ソフィにはあげられない。

<「居留地の壁」。なんて粋な名前なんだろう。けれど、名前にも負けない「一度開けたら止まらない」おいしさ。カップを片手に、サクサクと最後までいってしまう。テレビや雑誌で紹介され、ひそかにブームとなっているのが、洋菓子店「フーケ」のシューラスク「居留地の壁」(http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111027/wlf11102718470020-n1.htm)
(http://item.rakuten.co.jp/yogashiclub/10000115/)

放送大学修士論文指導の会

8月26日と27日は、放送大学の修士論文の指導の会(岡崎、永井、武内担当)が、千葉の放送大学セミナーハウスで、開かれた。
院生は、遠くは、奄美大島、神戸、京都、石巻、仙台からも駆けつけ、修士論文の中間報告とそれを巡る指導、議論が2日間に渡り開かれた。
院生は、職業に就いている人がほとんど(学校の先生が多い)で、その忙しい仕事の合間をぬって、大学院の単位を取り、修士論文を書こうとするのだから、その熱心さに頭が下がる。
また、研究テーマも、現在の仕事に即したものが多く、興味ぶかい。
今回参加した人のテーマを上げると、「県立図書館は高校生の読書運動をどう支援できるか」「共同学習が公共性をどう作りあげていくのか」「コミュニティとESD(持続発展教育)」「小中学学校の学校統廃合の変遷と震災後の地域的再編」「映像情報に関する市民の情報意識と地域関連性の一考察」「図書館利用をスムーズに」「地域社会の変容は児童・生徒の発達にどのような影響を及ぼしているか」「病弱・虚弱児(病気療養児)の現状とナットワークのあり方について」「中学3年生の進路支援」「進路多様校における教育」。

岡崎氏の熱心な指導、永井氏の的確なコメント、武内のフォロ―(のつもり)、お互いの意見交換で、指導の会は進行した。

そして、白熱した議論の後は、放送大学近くに新しくできたイタリアンレストランで、ビールで喉を潤し、ワインで乾杯した。ピザ、スパゲッティ、デザート(かぼちゃプリン)も、美味しかった。

通勤電車の観察

  珍しく通勤電車に乗る機会があり(8月23日木曜日)、周囲人を観察した。JR総武線快速の稲毛駅(7時38分発)から東京駅までの40分である。目の届く範囲40名くらいをカウントした。
 電車はギュウ詰めというほどではないが満員に近く、吊皮も8割方握られている状態である。夏休みなのか学生風のものはいない。年寄りもいない。若年ないし中年のサラリーマン、OL風が多い。男女比は、6対4くらいで男が多い。みんなひとりで乗っているのか話声はしない。
 座席に座っている14名(7名×2列)を観察したら、1名が本を読んでいる他は、残りの13名は眠りについている。途中ひとりが時々目を覚まし携帯を見ていた。
 携帯を見ている人は数名いる。本を読んでいる人は一人、新聞を読んでいる人は一人、
イヤホーンを耳につけている人が多い。4人に一人くらいの割合でイヤホーンを付けている(どんな音楽を聴いているのであろうか。あるいはラジオ?)。立ったまま、吊皮につかまり、目を閉じている人が一番多い(耳にはイヤホーン)。 男は、Yシャツ(ストライプが多い)+革靴+黒カバンが多い。ネクタイをしている人は一人。

これは、たまたま千葉県の駅から東京に向かう電車の中を「ゆるく」観察しただけだが、今の社会の一断面を見た思いだ。若い人が働き、年寄りはのんびりしている。働いている人たちは皆疲れていて、通勤電車は睡眠タイム。本や新聞を読む気力もない。ましてや会話や勉強する気力もない。
もう少しきちんとした観察をしたら、「通勤電車の考現学」になったであろうけれど、私も夏の疲れと歳でボートしていたので、この程度の観察で終わった。