教育社会学について

『教育展望』2013年4月号は、「日本の教育の下流化を問う」という特集。
その執筆陣を見ると、7人中5人が教育社会学の研究者。つまり竹内洋、金子元久、広田照幸、耳塚寛明、それに私。
戦後も長く、教育学研究の隅の方にいた教育社会学も、今や教育学研究の主翼の一角を占めるようになってきたように思う。
 これから、日本全国の教育学部、教育学科でも、どのくらい教育社会学の学問、研究分野を重視するかで、その大学の教育学部(学科)の存亡・盛衰が 予測できるような気がする。
 今都内の私立大学では、早稲田に優秀な教育社会学の研究者・教員が集まり(吉田、油布、菊池、武藤の各氏)、優秀な若手が育っている。また、立教や中央にも、優秀な研究者(北沢、古賀)がいて、教育学・教育社会学の研究に勢いがある。

  

稲毛でランチ

敬愛大学こども学科の先生方と、JR稲毛駅近くのイタリアンレストランでランチ。
稲毛にも、こんな素敵なイタリアンレストランがある(cucina italiana dimimi) 優雅なひと時。

卒業生と飲む

上智の卒業生と3年ぶりに会い、新宿で飲む。
「先生、歳をとりましたね」と開口一番言われ、ショック。
生きのいい若者(みんなイケメン)の未来に、栄光あれ。

外国人と日本文学談義

谷崎潤一郎論でPh.Dを持つ外国人の日本文学研究家ポール・マッカシー教授と、日本文学談義。教授は永井荷風が一番好きな作家だという。漱石や谷崎は読んだことがあっても、永井荷風を一冊も読んだことがない無知を恥じる。

それにしても、後輩の渡部真氏(教育社会学者)の博学には感心する。考察も鋭く、文章もいい。
http://sociologyofyouthculture.blogspot.jp/

王子のお花見

4月4日は、王子での会合があり、その前に、王子駅近くの飛鳥山のお花見を楽しんだ。ケーブルにも乗った。