母の日コンサート

久々に高校の文化祭を見に行った気分である。知りあいの方から、「母の日コンサートー1万歳の大合唱」というチケットをいただいて、千葉市民会館大ホールに行った。
  知り合いの人が入っている合唱団の定期演奏会のようなものだろうと思っていったら、記念講演があり、その後14の団体が出る音楽会であった。
そのうち、いくつかは障害者の音楽サークルの演奏であり、それを人々が手拍子を打ちながら聴くという心温まる会であった。なかには、高校生の和太鼓、ダンス、合唱があり、 その若さのパワーはすごく、感動的であった(和太鼓の演奏というものをはじめて聴いた)。(肝心の知りあいの方の出た「1万歳合唱団」は、一番最後で時間がなく聞けなかった。ごめんなさい)
世の中には、このような「あたたかい」会があるのだ。「田舎」の千葉ならではなのかもしれないが。

BMW

車のことはよくわからないが、BMWは、上品で、憧れの車である。いつか外国車を買うことがあれば、BMを買いたい(そのようなことは多分起こらない)。
 実家(ちはら台)の隣のNさんは、40年前のBMWに乗っている。シンプルなマニュアルのクラシックカーながら、遠出もできるという。車もそれに乗るNさんの人柄も、穏やかで、上品。いつか乗せてもらおう。

年齢ショック

電車やバスに乗っていて、席を譲られそうになった時の、ショックは大きい。自分に対する自分の認識と外見にギャップがあるのであろう。まだ自分は老人でないと思っていても外見はそうでないということであろう。
 これまで、バスで席を譲られそうになったのは、中国[上海]で2度、日本(千葉)で1度あったが、今日は電車(外房線)で、そのような体験があり、ショックを受けた。気を付けねば(何を?)

日本子ども社会学会へのご参加を

今年の「日本子ども社会学会」(http://js-cs.jp/)は、6月29日~30日に関西学院大学で開催される(http://js-cs.jp/0001/pdf/20program.pdf)。もうすぐプログラムが学会ホームページに掲載される。会員でなくても自由に参加できるので、関心のある方は、是非参加してほしい。
学会員で若手の方には、「奨励研究基金」(http://js-cs.jp/0001/kodomo/e05.html)
という制度もあり、それに応募して入選すれば、研究資金も確保でき、さらに研究業績にもなる。
子ども研究に関心のある方は、入会して、学会に参加して、「奨励研究基金」にも応募してほしい(締切り、5月31日)。

インターネット時代

昨日、某テレビ局の人(ディレクター?)から、「最近の音楽教科書のことについて話が聞きたい」という電話がかかってきた。なんで、そんなことを私に聞くのかと思ったら、「あなたの教育社会学研究室の記事に、そのことが書かれていたから」という。
私のブログは、私の日記メモのようなもので、そんなに他人が見たりすることがないものなので、気楽に思ったことを書いている。実際見ている人はほとんどいないと思うが、インターネットの検索で引っかかることがあることを、今回知った。
「音楽教科書の分析」で検索すると、私の2012年1月21日のブログが出てくる。次のような内容のことを書いた(一部転載)
 <教育基本法の改定、2008年の学習指導要領の改訂で、日本の伝統や文化の教育が強調され、音楽にも日本のわらべ歌や遊び歌が取り入れるようになっている。
学習指導要領では、「日常の生活に関連して、情景を思いうかべやすい楽曲」(旧)から「我が国の及び諸外国のわらべうたや遊びうた、行進曲や踊りの音楽など身体反応の快さを感じ取りやすい音楽、日常の生活に関連して情景を思い浮かべやすい楽曲」(新)へと記述が変更になっているという。その実際を、教科書にあたって分析すると、教科書各社(東京書籍、教育出版、教育芸術社)によって違いがあるという。
音楽教育によって、日本の伝統を教えることの効果はどの程度あるのだろうか。愛国心などが高まるのであろうか。その実際が調べられた興味深い。>
(https://www.takeuchikiyoshi.com/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%AE%E5%88%86%E6%9E%90/)
 
昨日は、神田外語の授業(「教育社会学」)で、教育基本法の「改正」の内容を説明し、愛国心が強調されるようになり、音楽教科書にも日本のわらべ歌を取り入れる教科書が多くなっている、ということを説明したばかりだったので、その偶然の一致にも驚いた。
 テレビ局の人には、そのことは私の専門ではないので、専門の西島央氏や岩田遵子氏に聞くように伝えた。