南房総で水仙の香りを楽しむ

千葉に籠った生活で、新型コロナウィルスが巷に蔓延しているというテレビのニュースを見ていると、人の集まるところに行くのが怖くなる。2、3月は春休みで授業や学会はないが、いくつかの同窓会的な集まりがある。同窓会で高齢者が集まるのも危ないのではないか。今年の年賀状に、「そろそろ1度集まりましょう」という小学校の同窓生からのメッセージがあったが、今はやめておいた方がいいように思う。

それで、人が少ない千葉の南の方に出かけた。南房総に行くと、まだ屋根にブルーシートがかかっているところがたくさんあり、小さい山側の木々も折れているところがいくつかみられた。昨年10月の台風の被害が大きかったのであろう。

そのような中で、佐久間ダムの水仙は健在で、その群生と香りを楽しんだ。さらに南下して館山の先の方に行くと、沖縄のような南国の素朴な雰囲気があり、コロナウィルスのことをしばし忘れることができた。

「主体的・対話的で深い学び」の英訳

「主体的・対話的で深い学び」が、新学習指導要領の目玉の一つになっている。ただ、識者によって、この言葉の解釈は違っている。この言葉は抽象度が高く、いかようにも解釈できるのであろう。英語でいうとどのようになるのであろうか。「主体的・対話的で深い学び」は日本語で考えられたものであろうから、その英訳を問題にするというのはあまり適切なことではないのかもしれない。しかし、文部科学省や研究者が、その言葉をどのようなものとして解釈しているのかを知るには、英訳を見るのは1つの方法であろう。

文部科学省は、proactive, interactive, and deep learningと訳している(http://www.mext.go.jp/en/about/pablication/index.htm)。 それに対して、識者からはいろいろな意見が出されている。たとえば、「対話的」は、interactiveではなくdialogic learning であるというように。