子ども社会学会の「大会参加費」をどのようにすべきか

以前に書いたが、日本子ども社会学会のホームページがリニューアルされ、それは形式的なことだけではなく、内容も豊富になっている。
たとえば、過去の大会1回から20回までのプログラムも全部掲載されていて(http://www.js-cs.jp/annualmeeting_archives/)、これにより、子ども社会学会の研究の時代的変遷がよくわかる。

私は、子ども社会学会の21回大会を敬愛大学で引き受けたので(開催日6月28日~29日)その準備に入っているが、大会参加費と懇親会費をいくらにするので迷っている。そこで、過去のプログラムで額を調べてみた。

大会参加費は、教室使用料、発表要旨印刷費、アルバイト費、シンポゲスト謝礼などに充てるものである。過去10回を見ると3500円が9回と圧倒的に多い。5回大会の松山大学が3000円と500円安い。
次に割引だが、院生の大会参加費を割り引いているのは皆無。一方、臨時会員の参加費を、会員と同じ額にしているのは5回で、会員より高くしているのは1回(13回大会、東京成徳大学が500円高の4000円)。会員より安くしているのは4回あり、(15回松山大学2000円、14回昭和女子大学2000円、12回大阪市立大学3000円、11回九州大学3000円)である。

大会参加への一般の人(臨時会員)の参加費を、どうするかが迷うところである。大きく2つの考え方があろう。
一つは、大会校には学会本部から大会開催の為の援助金が出されている(別の言い方をすれば、会員が支払っている)ので、それを支払っていない一般の人(臨時会員)は、会員の大会参加費に上乗せしてそれを支払うべきである、というもの(高くする)。
もう一つは、飛行機の席やスキーリフトと同じように、空席であれば全く収入がないわけで、それを埋める為には、安い料金でもそれを埋めた方がメリット(収入)になるというものである。初回の人は、安くするのは、商品の販売でもよくあることである。それに、一般の人は、これを機会に、入会してくれるかもしれない(安くする)。

懇親会費は、4000円から6000円の額の設定が多く、院生割引をする場合が半分近くある

このように、学会を開催するということは、このような大会参加費や懇親会費のことまで、細かく前例を調べ、さまざまな配慮をしなければならないので、気苦労が多い。