くつろぎの一日

今日(12日)は、少しだけ時間ができたので、いくつか念願のことができた。
まず、「卓球愛好会」の練習に参加(10時30分~11時30分)。半年ぶりだがメンバーはほとんど変わっていなかった。男は私より年上が多く、女性は50台くらいの人が多い。皆週に3回以上卓球三昧の生活を送っている卓球好きの人が多い。テニス打ちで、思いっきり球を打ちこみ、ストレス解消。

その後(12時~15時)、家族で、稲毛浅間神社(http://www.inage-sengenjinja.or.jp/)へ初詣。家から車で15分。天気がよく、大安のせいもあり、かなりの人出。家族の健康、安全を祈願し、破魔矢を買う。娘はおみくじを引き、大吉。

稲毛浅間神社の隣に、中国清朝のラストエンペラーの実弟のふけつ夫妻(妻は日本人)が半年ほど居を構えた仮寓があり、そこを見学。昭和(12年)のとても風情のある建物(http://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/shogaigakushu/yukarinoieinage.html)。この夫妻に関しては、テレビのドラマ「流転の王妃・最後の皇弟」という竹野内豊と常盤貴子主演の感動的なドラマがあった。今の時期に、日中の懸け橋になった夫妻の新婚時の建物を見るのは感慨深いものがある。

その後は、家族で近くのレストランでランチ、公園で子どもは遊び、私は、敬愛大学に車で送ってもらい、仕事をする。明日は、放送大学の修士論文の審査の手伝い.

放送大学自主ゼミ

放送大学文京学習センターでの自主ゼミのテキストに、作田啓一の『価値の社会学』(岩波書店1972年)を使い、この半年、皆で、じっくりこの社会学の「古典」を読んできた。
社会学の本でありながら、文章の密度が濃く、文学的な香りもする。

最終回(1月9日)の内容は、「Ⅹ章 戦犯受刑者の死生観」。
「自然死」型、「いけにえ」型、「いしずえ」型、「贖罪」型という、作田啓一の提示する4類型は納得のいくもので、ゼミの議論は、戦争や戦争責任にまで及んだ。