私の幼い頃は、千葉でも近所の田んぼや湿地でホタルを見ることができたが、最近ではそのような場所はほとんどない。四半世紀前、UWのマディソンに滞在していた時、アパートの裏に多数のホタルを見たのを思い出す。ネットで「ホタル観賞」で検索してみると、首都圏でもいくつかの箇所が表示される(https://www.jalan.net/news/article/340546/)。最初に出てくる「ホテル椿山壮」は、東京文京区にあるが、ディナーが一人15000円とある。うちではこのような高価なところに行けるわけがない。
千葉市では6月5日と6日に「昭和の森公園」で午後7時から8時半までホタル観賞会がある(参加費無料、1時間100円の駐車料金のみ)というので、家族で出かけた。家から車で50分。ホタルの見える湿地の近くは、蓮池があり(夕方には蓮の花は閉じてしまい開花した花を見ることはできなかったが)、菖蒲が綺麗に咲いていた(下記)。
蛍(源氏ボタル)は、暗くなると、ところどころに飛んでいるのが見え、見たのは10~20匹程度であるが、それなりに楽しめた。(もっとも、見に来ている人は200人くらいいたからホタルより人の方が多かったが)。子ども(孫)たちにとっては、ホタルを見るのははじめての経験で、思い出に残ることであろう。