「風の便り」への礼状

辻先生。「風の便り」25号、26号をお送りいただき、ありがとうございます。26号では、船橋浜町の綺麗な昔の写真とともに、昔の風景が描写されていて、楽しく読ませていただきました。これを読ませていただき、私の昔住んでいたところは、どのように移り変わり、現在どのようになっているのかということにも、思いを馳せることができました。

私が幼いころから約30年間住んだ総武線の下総中山駅周辺は、法華経寺もあり、昔ながらの街並みが続いているように思います。10年くらい前に、中山小学校の同窓会で、同級生と一緒に訪れた時は、あまり変わっていなくて、時代に取り残されたレトロな町という印象でした。「さく壁読書会」の開かれていた隣の本八幡駅前は、市川市の市役所もあり、昔から賑やかでしたので、以前とあまり変わらないかもしれませんね。私がこの前本八幡に行ったのは、数年前のことですが、昔よく「さく壁」の仲間と行った喫茶店はもうないと思いますが、もしかした、時々行ったトンカツ屋はまだ残っているかもしれません。1度、訪ねてみたくなりました。私が結婚して住んだ千葉市美浜区の高浜地区は、昔潮干狩りをした場所を埋め立てて、そこに住宅公団が大規模な団地を造ったところですが、そこは、京葉線の開通、新駅の開設、その周りに大型スーパー・イオンや商店街、さらに中層・高僧マンソンも次々にでき、人工海浜の「稲毛海浜公園」も整備され、千葉とは思えない(?)おしゃれな街になっています。このような昔を思い出させてくれる「風の便り」に感謝します。

私自身、この間、普段とあまり変わらない生活を送っています。週に2~3回卓球、週1でテニス、遠隔で授業を1コマ、授業の準備と学生のレポートを読んで、それへのコメントを書くことをしています(毎週70名)。週1回くらいに敬愛大学に行き、研究室の草木に水をやり、図書室で新聞や雑誌を読み、本を借り、時々、理事をしている中央教育研究所のオンライン会議に参加。先々週は新型コロナのワクチン注射の1回目を行きつけの医院で打ち、翌日テニスを休みました。先週の土日は「日本子ども社会学会」のオンラインの大会に、卓球を休んで参加しました。このようにこの間、少し忙しく、「季節の花」を見に行ったり、ブログを更新ができず、少しストレスが溜まっています。「(メールの返信やブログの更新がなく)元気ですか(生きていますか)?」と友人からメールをいただいたりしています)。「風の便り」の御礼と近況報告まで。お元気で、お過ごしください。(6月17日 武内清)