東京の紅葉、結婚式

今日(28日)は、上智大学時代のゼミの院生(中村康永君)の結婚式に参列する為に、上智大学に行く。上智大学の中央にある教会クルトウムハイムの庭は紅葉がきれい。
披露宴の開かれたホテルニューオータニの庭園の紅葉やホテル16階からの眺めもなかなか良い。
新郎・新婦の人柄の良さからか、和やかな結婚式・披露宴で、心和むものがあった。お幸せに。

大学生の成長

大学生の1年生から4年生への成長には著しいものがある。大学生も4年生になると、さすがに皆しっかりしてくる。
大学の授業だけでなく、教育実習、介護体験、部・サークル活動、アルバイト、旅行、合宿、交友関係を経て、大きく成長する。
就職難の時代の中にあって、前途は決して楽観できるものではないが、それぞれ大学時代の経験を生かして、逞しく生きていくであろう。

(写真は、敬愛の私のゼミの4年生、ゼミ前の記念撮影)

ふるさとの4番 (再び)

2年前(2012年7月)に敬愛大学や神田外語大学やったものと同じ内容の授業を、別の大学(U大学)で、やってみた。
それは童謡「ふるさと」の4番の歌詞を書くというものである。資料は以前と同じで、首都大学東京の西島央氏の「ふるさと」に関する新聞記事(2012年6月28日、朝日新聞)と、藤原新也の原発に関する新聞記事(「私たちは国土と民を失ったー水俣病、そして原発事故」(2012年7月4日)である。
 受講者は、地方出身者そして4年生が多いということもあって、自分の生まれ育ったふるさとや家族のことへの言及の歌詞が多かった。そして、福島の原発事故が風化する中で、2年前のように、原発事故と結びつける歌詞はほとんどなかった。
 ただし、後で、2年前のものを学生に見せると、原発事故と結びつけて作られた歌詞(たとえば、「普通の日々 奪われても 生きる希望なくしても それでも僕らはまだ生きている よみがえれ 僕らのふるさと」)に、共感を示すものが多く、今の若者の共感能力の高さも感じられた。

U大学の ふるさとの4番

雪降る町 新潟 家族仲間 待つ場所 夢を追いかけ 置いてきた いつか帰る
ふるさと
帰ってきなよ おうちに どんなときも 待っている ここが君のふるさと ずっと一緒 
ふるさと
家に戻りて 母が作る 飯を食う 風呂に入り 眠って 目が覚めて、夢と気づく
ふるさと
親のこころ 知らずに 自分勝手に過ごした 大人になって 振り返ると 感謝であふれる
ふるさと
大学生も4年目 就活卒論 忙しい 今年で卒業 悲しいね ここがうちらの ふるさと
就活に 染められ 身も心も ホワイト 内定は ブラック 田舎に 帰りたい
ふるさと
夢を追って 一人で 頑張ると決めたこの道 辛いこともあるけど いつか帰る
ふるさと
実家に帰る 癒しだ 山ばかり 広いな 心が癒される スッキリ また頑張ろう 
あの地で
昔あった 遊び場 取り壊され マンション 今は景色が様変わりして 記憶だけの
ふるさと
思いあふる 街並み 集いあった ファミレス 二十歳過ぎし 去りゆく 離れ行く ふるさと
卒業して 7年 ツイッターで再会 同級生 あの頃の友達 ママになり 親子2代の
ふるさと
千葉に来て 14年 嫌いだった 鎌取 たくさんできた 友達 今は好き 鎌取
働いたら 返すと 親にもらう 小遣い バイトもせずに 遊び呆け いつか 巣立つ ふるさと
海に近い あの町 塩くさい日 あったな 子ども達の 笑い声 響きわたる ふるさと
田んぼ広がる 景色 九十九里の海 夜空見上げれば 輝く星 おばあちゃんの笑顔
ふるさと
子ども時代 育って 友人たち 一緒に しかしみんな 都会に 少し寂し ふるさと
母の作る おにぎり 懐かしくて 美味しい だけど今は コンビニ弁当 あたたかい ふるさと
みんなで食べた 夕飯 楽しかった あの時 今は一人で 食べる 孤食すすむ
ふるさと
ずっと共に 育った おさななじみ ありがとう あなたは今も 心の支え 変わらないで ふるさと
忙しい日々に 追われて 寒い部屋に帰る日々 母からくるメール 寂しく思う 帰りたいと思う ふるさと
昔からある この場所 豊かになる この土地 失われたものも あるけど 今も変わらぬ  ふるさと
大学を卒業 これから 社会人 親に先生に 感謝して 精一杯働く ふるさと
ふりかえった あの日々 留守番した かぎっ子 裁縫 お掃除 手伝いながら 父さんの帰りを待つ ふるさと
小学校から転校 千葉から新潟へ 冬は寒く 雪が積もる 私にとっては ふるさと
ふいに 思う あの子を ルンルン高鳴る この鼓動 先が見えない私の将来 時よ 止まれ ふるさと
緑多い 安心 住み慣れた 安心 家に帰り 団らん 落ち着く町 ふるさと 
先の見えぬ復興 政治家たちは口だけ 人との繋がりを大切にして 手を取り合おう
ふるさと

敬愛大学(2年生、教職概論)でも、ふるさとの4番の歌詞を作ってもらった( こちらは、国家nation や地球globe も意識して)
(「ふるさと」の歌詞(4番)を作ってください。)

見渡す限り 田んぼだけ 隣町も 畑だけ 夏の風呂場に 蛙が2匹 それでも大好き 
ふるさと
わがふるさと 成田市 一度おいで いいとこ 空港は あるし お寺もある 
うなりくんも 待っている
魚おいし あの海 いわし 釣りし この海 夢は お金 たくさん 
忘れがたき この海
人々や 街並みは 変わりゆく 便利さと 豊かさを 追い求める 私たち今ここで 振り返ってみよう
忘れがたき ふるさと
毎日 同じ日を過ごす 子どもの頃の 鮮やかな日々は どこへ 思い返す ふるさと
父よ 母よ ありがとう 産んでくれて ありがとう いろいろ迷惑かけたね 
これからも よろしく
ひとり 寿司や 焼き肉 行く人もなく さみしい 今は それにも 慣れつつある 
今は ひとりだけ 常連
すべきことは たくさん つもり たまる 課題よ 夢を追って せわしなく 
いつか果たす ふるさと
夢を追ってた あの日を それが 今は 忙しく 恋をしてた あの日を 忘れ去った 
ふるさと
志をなくして 働かずに 遊んで いつかはやると 言い続けて 親に頼る ふるさと 
忘れがたき ふるさと
世界の幸せ みんなの為 過ごそう 未来の平和を 想い みんなの為の 地球

都内で日の入りを見る

今日(27日)は、都内の某所から、きれいな日の入りを見ることができた。
それに富士山のシルエットもきれい。左手には、スカイツリー。
東京の景色も捨てたものではない。
(これは、調査票のコーディングという単純作業のご褒美 )