感謝

こんなドジは生まれてはじめてだが、先日財布を落とした。
財布のないことに、落としてから1時間後くらい後に気が付き、その日動いた経路を辿っている最中に、警察から電話があり、近くの交番に届いているとのこと。
本当に助かった。その財布には、いくらかの現金と保険証やカード類が入っていたので、見つからなければ、カードを止めるなど大変な手続きが必要だった。現金入りの財布を交番に届けてくれる人がいるなんって、日本ってなんていい国なのだと思った(いや、千葉が人がいいのかもしれない)。届けてくれた人に心から感謝した。
交番で聞くと、届けてくれたのは女子高校生とのこと。そして、未成年なので親にお礼のことを問い合わせているとのこと。それ相応のお礼をしたいと考えた。
その後、警察から「拾い主は『お礼はいらない』と言っている」との連絡があり、届けてくれた人の住所や名前を聞くことができず、お礼のし様がないことが判明した。
心からのお礼を申し上げる。何かの機会に、この感謝の気持ちを伝え、感謝の印を渡せればいいのだけれど。

追記 知り合いの方から、下記のメールをいただいた。人がいいのは、千葉だけでないようだ。
<実は、私も昨年、桜木町で拾ってもらいました。有難く感じ、世の中捨てたものじゃないと実感しております。>

読書について

大学教師は本を読むのが商売なのに、私の場合、歳のせいか忙しさのせいか、本を読む時間が急激に減っている。同じ年代の人でも読書力が衰えていない人がいるので、歳のせいにするのは、言い訳に過ぎないであろう。
同年代の水沼文平さんの読書量はすごい。いつも暇があると本を読んでいる。最近読んだ本の感想を送っていただいたので、本人の了解を得て、掲載させていただく。

加村一馬著「洞窟オジさん」(小学館文庫)
著者(主人公)は私と同じ昭和21年生まれ。中1の時、両親の虐待から逃れ足尾銅山の廃坑を根城に愛犬シロとサバイバル生活に入る。ヘビ、カエル、ウサギなどを捕まえて命を繋ぐ。数年経ってシロが死ぬ。ひもじさよりも寂しさに苛まれる。山や川を転々とし山菜や川魚を売ること覚え世間との接触が始まる。お金、売店、バナナ、公衆電話、バイクなどとの初めての出合いと驚き。野生が生んだ目の険しさを世間の人は恐れたが、世間を最も恐れていたのは本人だったという「世間と特殊」の構図は司馬遼太郎の「文明と文化」を思い起こさせた。映画で主人公を演じるリリーフランキーとの対談も面白かった。

小松みゆき著「ベトナムの風に吹かれて」(角川文庫)
ベトナムで日本語教師をしている著者が新潟に住む82才の認知症の母親をベトナムに引き取る。ばあさんとベトナムの人々との交流を描いている。ばあさんの越後弁「おらほ」「ほげな」など私の故郷(仙台)と同じものがあり親しみを覚えた。

堀川惠子著「チンチン電車と女学生」 (講談社文庫)
原爆の3日後の広島で女学生が運転する電車が動き出したというセンセーショナルな本。8月21日に江田島から宇品港に上陸したМ先生(東大名誉教授)もその「チンチン電車」を見たかも知れないと思いお尋ねしたら案の定、M先生はその電車を目撃していました。
М先生のメールです。
【「チンチン電車と女学生」の存在をご教示頂き、有難うございました。さっそく入手し、読了しました。 私たちが江田島から宇品について広島駅に向かう途中にすれ違ったチンチン電車の運転手は女性だったのを覚えています。と同時に、無機的な原爆の荒野を、まがりなりにもチンチン電車が動いていることに驚きました。運転していた女性が私たちより年下の女学生だったとはさらに驚きです。また、この女学生たちの、生い立ちや、原爆被爆の様子や、戦後を生き抜いた有様を知ることができました。もちろん原爆で亡くなった運転手女学生も多かったのではと思います。また、8月6日に運行中の電車の被爆状況や、最初に復活した電車経路の状況も貴重な文献です。】

忙しい1月

師走は12月だが、大学の教師が一番忙しいのは1月~2月上旬かもしれない。学期末で、今学期最後の授業でまとめをしなくてはならないし、学生に書かせたリアクションも整理し評価し学生に返却しなくてはならない。学期末の試験問題を作り、試験を監督し、採点をし、成績を付けなければならない。次年度のシラバスの締め切りもある。研究報告の締め切りもあるし、本や雑誌の原稿の締め切りもある。
この週末も、大学に来て仕事をしている。ニュースでは日本の各地は寒波や雪で大荒れのようだが、千葉は穏やかな快晴で、仕事をするにはもったいない天気である。
南向きの研究室は暖かく、夏秋の花がまだ咲き、外の景色もよく、ありがたい限りである.

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日の入りと富士山

稲毛の浜(ヨットハーバーの駐車場)から日の入りと富士山を見る。
今日(19日)は、海は風が強く、寒く。ソフィーの散歩どころではなかった。10分海岸にいただけで退散する。稲毛のヨットハーバーがある駐車場は30分以内だと駐車が無料になることを発見し、少し得をした気分。
その後、幕張のイオンモールの傍の会員制スーパー「コストコ」に行き、その駐車場からきれいな富士山のシルエットを見る。「コストコ」の外にある売店のホットドックはおいしく、御代わり自由の飲み物も付いて180円とお得。千葉にもいろいろ得なところがある。

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教育シンポジウムの案内

私のところに来ているシンポジウムの案内を掲載しておく。

日時  2月21日(日)開会13:00 ~閉会16:40
場所  大正大学 8 号館 東京都豊島区西巣鴨3-20-1
テーマ 「 アクティブ・ラーニングとは何か」
報告、パネラー
谷川 彰英 (公益財団法人 中央教育研究所 理事長)
大杉 住子 (文部科学省 初等中等教育局教育課程課教育課程企画室 室長)
和井内 良樹 (宇都宮大学大学院 教育学研究科 准教授)
石黒 由美子( シンクロナイズドスイミング・北京オリンピック日本代表)
秋山 仁( 数学者・東京理科大学 理学部 教授・理数教育研究センター長)
問い合わせ先 中央教育研究所(TEL:03-5390-7488, FAX 03-5390-7489)
http://www.chu-ken.jp/pdf/symposium20160221_tokyo.pdf


●日 時 :平成28年2月6日(土)14:00~17:00
●場 所 :教養教育共同化施設「稲盛記念会館」1階 103講義室
     (京都府立大学内)
●講 師 :藤田 英典(東京大学 名誉教授、共栄大学 教授、日本教育学会 前会長)
●テーマ :「現代における市民性とは何か?-京都三大学教養教育共同化への期待-」
●主 催 :京都三大学教養教育研究・推進機構
     (京都工芸繊維大学、京都府立大学、京都府立医科大学)
http://kyoto3univ.jp/wp-content/uploads/2015/12/d75b7b222e9c2dfb477c4ecbb206543c.pdf

C.
日本教育社会学会 第4回若手研究セミナーの開催について
  第4回若手研究セミナーを3月26日(土)、27日(日)の2日間、東京理科大学神楽坂キャンパスを会場として開催します。参加申し込みの締め切りは2月29日(月)です。
 今回は、1日目の講師に天野郁夫先生、コメンテーターに森直人先生をお迎えし、講演後には大学院生・若手研究者とのディスカッションを行います。また、2日目は、山田哲也先生、内田良先生、有田伸先生を迎えて、研究の進め方に関するワークショップを3グループ編成で行います。
 会員の皆様の多数の参加をお待ちしております。
  【申込先】日本教育社会学会第4回若手研究セミナー(jses.seminar2016@gmail.com)
  詳細は,学会ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.gakkai.ne.jp/jses/2016/01/15150847.php
http://www.gakkai.ne.jp/jses/pdf/20160115_doc.pdf