春季運動会

今は、春にも運動会を開く学校が多い。家の前の小学校でも今日(23日)は、春季運動会。

 数年前に近くに新興の住宅地が出来、そこに若い人がどっと入って来て子どもも増えたのか、児童数も増え、親たちで大変な賑わい。 近頃はビデオカメラが少なく、ほとんどカメラ。我が子の雄姿を写そうとひしめき合っていた。

 1年生の玉入れが、男女別々に紅白で競っているのはどうかと思った(1年生からジェンダーを意識させることはない。ただ、紅白とも女の子の方が男子より多くの球を駕籠に入れていた)。徒競走は、男女混合で走っていた。

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初夏の御宿海岸

今日(20日)は、朝起きると雨上がりの快晴で、海を見たくなり、犬(ソフィ―)を連れ、隣の家のトイプードルも誘い、御宿海岸へ。

二匹は仲よく、初夏の海を楽しんでいた。御宿の海は「気」がやさしいと家人はいう。砂浜に打ち上げられたワカメも拾い持ち帰る。

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国民性ー台湾の場合

中国や韓国と違って台湾の人は穏やか、ということはよく言われる。藤原新也も次のようなことを書いている。

占領した日本軍への恨みを持たない「土着の台湾の人々の持つ人徳」「土着の台湾人の持つあの夜来香の花のような優しい香り」がある。そして(台湾映画には)「題材は深刻なものでありながら、どこかそこに“癒し”が同居している」(「夜来香の花は満月一夜のみ咲く」)

もちろん、台湾にもいろいろな人がいるだろうがそれを示すような絵本を見た。

台湾の国民的作家・黄春明の書いた絵本を、難波鉄也という人が翻訳したものが、ネットにアップされていた。(下記)

https://www.dropbox.com/s/pxzdps7py0vks9e/Semushi-Japanese.pdf?dl=0

これは、身体に障がいのある少年が、皆からその障がい故にいじめられ、土管の中で暮らしているが、そのいじめに恨みを持つことなく、来世での穏やかな生活を夢見て、死んでいくという物語である。

このような物語が、台湾の国民的作家が描き、それが国民に受け入れられているというのは、日本人の私からみると驚きである。

いじめられている人間が、諦め、何の救いもなく死んでいくというのは、日本ではありえない。日本では、いじめた人間に報復はしないまでも、いじめの加害者が罰を受け、いじめを受けた少年もそれで心の平安を得るという物語になると思う。

台湾の人は、よほど優しく、自分が傷つけられても、報復しない人が多いのであろうか。

ついでに、私的な「台湾賛歌」の紹介(台湾のいろいろな場所&人、台湾の有名な歌手周杰倫(ジェイ・チョウ)も出てくる)

 

https://www.youtube.com/watch?v=8U-b4aGWBys