いじめに関する授業

自分で体験や実感がない内容のことを授業で取り上げざるを得ないこともある。先週の敬愛の「教育原論」では「いじめ問題」を取り上げた。講義者(私)に体験や実感があまりなく、抽象的な理論的理解の講義になってしまった。
学生には「自分の体験からも考えて」とは言ったが、いまいち迫力のない講義内容で、学生は少し白けていいたように思う。授業が盛り上がらなかったのは、学生たちが自分の悲惨ないじめ体験は思い出したくないということだったかもしれない。
しかし、教員を目指す以上、「いじめ問題」は避けて通れないし、この複雑な現象に対して、体験以上の理論的考察も必要あろう。

配布資料と講義内容は下記(添付も参照のこと)、
1 いじめとは(いじめの定義)-文部科学省の定義と研究者の定義
2 いじめの原因―教室の中にいじめられっ子と席がある、被害者へのシンパシーがない(芹沢俊介)
3 いじめの四層構造(森田洋二)―加害者、被害者以外に、観衆、傍観者もいて、教室の全メンバーがいじめの当事者
4 いじめ自殺について(1)―中野富士中いじめ自殺事件、大河内清輝君の遺書全文、伊藤準君の遺書全文)、「義務としての登校拒否」(山本雄二)

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日本子ども社会学会 第 24 回大会

日本子ども社会学会 第 24 回大会が、下記のように開催され、その プログラムも、学会のHPに掲載されている。
日時   2017 年 7 月 1 日(土)・7 月 2 日(日)
会場   東京学芸大学
プログラム
http://www.js-cs.jp/wp-content/uploads/2016/06/jscs2017programme.pdf

子ども(幼児)の聴く歌

小さな子(幼児)が今、どのような音楽を聴いているのか、よくわからないが、昔とはかなり違っているかもしれない。私達夫婦が娘を育てた30年以上前は、ドーナツ版のレコードで日本の童謡を聴かせていたように思う。今は、テレビの「お母さんと一緒」で使われている音楽も現代風(ポップ調?)だし、英語の歌も多いように思う。うちで子ども(孫)達は、you tubeもよく見ていて、自分の好みの音楽もよく聴いている。私のパソコンの傍に来たときは、幼児用の音楽の映像と音楽をyou tubeで聴かせているが(https://www.youtube.com/watch?v=p1f7cs4Gv2Y)、よく出来ていて、いっしょに聴いても飽きない。何か、癒しになる(お試しあれ)。2歳の子にビートルズを聴かせたら、熱心に聴き、英語の単語を復誦している。Violinの曲を聴かせたら、「もういい」と離れていった。

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藤原新也の絵

藤原新也は、多才な人で、もともと写真家でデビューして今も写真家を続けているが、インドをはじめとする旅行記や評論が高く評価され、さらに絵や小説も書き、ファンが多い。私も藤原ファンのひとりで、本のサイン会に行ったこともある。現在は、CAT WALKというクロウズ(会員制)なサイトも開設して、鋭い時事評論も書いている。氏がこのサイトで書いた視点がマスコミでも遅れて取り上げられることが多く、マスコミ人に藤原ファンがかなりいることもうかがえる。

今回、このサイトが開設7周年ということで、サイトの会員100名に抽選で藤原新也の絵(クロコの反戦画)が額付きでプレゼントされた。これを玄関に飾ると魔除けになるという。

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猫に対する印象

小さい頃飼っていた動物を大きくなっても好きになるのではないかと思う。
私の場合は、育った家で小鳥や金魚などを飼っていたので、今でもその好みは変わらない。それで犬や猫への愛着はなかなか湧かない。
ただ、妻や子どもたちが犬が好きで、犬(キャバリヤ)をもう20年以上飼っている(今は2代目)。その為犬への愛着は持つようになっている。一方猫は、鳥や金魚の敵だし、なかなか好きになれなれず、うちの庭に猫が入ってくると、水をかけて追い払っていた。
それが、ここのところうちの犬(ソフィー)と仲よくする猫が何匹も出てきて、犬の散歩のたびに飛び出してきて犬にすり寄ってくる。私もその機会に、猫を撫でたりブラシをかけたりしていると、猫も私に馴れてきて(隣の家の人が触れない猫が、私にブラッシングさせてくれる)。猫も「かわいいな」と思うようになってきた。猫にもいろいろな性格のあることがわかってきたが、シャムが入っていそうな黒い猫(モコモコという名らしい)が特にかわいい。

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