映像から学ぶこと

イギリスのBBCの映像もそうだが、NHKのドキュメンタリー番組にもいいものが多く、これらをもっと学校の授業で子どもたちに見せればいいのにと思う。45分程度の長いものが多いが、教師の話や教科書や資料を使っての授業以上に、今の子どもたちに大きな影響を与えるのではないか。

 私の過去の大学の授業では、差別を扱った「青い目、茶色い目」(NHK特集)や、藤原新也の「課外授業ようこそ先輩」(NHK)や、「エリートはこうして作られるーアメリカ・ハーバード大学」(NHK特集)を、授業で学生によく見てもらった。学期末のレポートでその映像の印象を書いてくる学生が少なからずいて、、映像の影響の大きさを実感することが多かった。

 今日(1月19日)NHKの『レンズの向こうの戦争 ジャーナリスト 沈黙との闘い』(「映像の世紀バタフライエフェクト」の1つ)は、米軍の従軍カメラマンが撮影した原爆投下直後の長崎の写真のことも出て来て、戦争の悲惨さ愚かさを、優れた映像で伝えるもので、今の日本の子どもたちにも是非見せたいと感じた。感受性の豊かな子ども時代にこのような映像を見ることによって、戦争の悲惨さを理解し、平和への思いを強くいだくのではないかと感じた。(その番組の紹介を、下記に転載しておく)

<映像の世紀バタフライエフェクトー1995年に放送を開始した「映像の世紀」の新シリーズ。蝶の羽ばたきのような、ひとりひとりのささやかな営みが、いかに連鎖し、世界を動かしていくのか?世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像をもとに、人類の歴史に秘められた壮大なバタフライエフェクトの世界をお届けする。/ 『レンズの向こうの戦争 ジャーナリスト 沈黙との闘い』(NHK,2026年1月19日)―ジャーナリストによる本格的な戦場取材が始まったのはスペイン内戦、ヘミングウェイもジャーナリストとして身を投じ、写真家キャパは「崩れ落ちる兵士」を発表、世界を震撼させた。日中戦争では、新聞各社は特派員を送り込んだが、多くの写真が公開不許可となった。米軍の従軍カメラマンが撮影した原爆投下直後の長崎の写真は、43年後初めて公開され、その一枚「焼き場に立つ少年」は、今も80年前の悲劇の記憶を語り続ける。(https://www.nhk.jp/g/ts/9N81M92LXV/blog/bl/pP7BrpMNMz/bp/pRvP6MP18x/