私たちの「大学生文化研究会」からは、浜島幸司氏(同志社大学)が、『「部・サークル活動」からみる大学生文化の特質』と題して、大学生の4時点の学生調査のデータを、詳細に分析し報告した。
大学改革で授業重視が提唱されても、多くの学生たちは「部・サークル活動」に参加し、学生生活のなかでそれらの活動比重も低下することはない(60%前後)。部・サークルの活動状態で交友面、大学満足など変わる。「部・サークル活動」への関わりは、インフォーマルながらも、キャンパスライフを充実へと導く機能がある、という趣旨である。
今の大学改革が、学生の意識や文化とずれていることなどが明らかにし、学生の実態に即した改革への提案をしている。(当日配布レジメは下記)