彼岸花は少し気になる花である。千葉の道端に時々咲いている。埼玉の新都心のはずれにも咲いていた(こちらは人工的に植えられていて、少し場違い)。
彼岸花について、藤原新也の次のようなコメントを読んだ。第1に、彼岸花が似合う風景が今少なくなっている。第2に、彼岸花が美しいのは1日だけ、それも短時間である。旬な時はあっという間に過ぎ、色褪せる。それは彼岸花自体の毒による。第3に、彼岸花のように、美しさや才能がありながら、自分の毒によりそれを枯らしている人がいる。(この喩えに感心した。周囲に思い当たる人、気を付けてほしい人がたくさんいる)