学期末の授業の方法

学部・大学院時代の私の指導教授の松原治郎先生は有名な方で、大学外の講演によく呼ばれていらした。その松原先生が、「外の講演より大学の授業の方が、大変」とおしゃっていたのが、印象的で、今でもよく覚えている。
外での講演は、自分の研究や知識の一部をコンパクトにまとめて話せばいいけれど、大学の授業は何回もあり(昔は1年通しの4単位の授業が多く、25回くらいあったように思う)講義内容のネタが尽きてしまう、というようなことをおしゃっていた。それで先生は、よく講義の最後の方は、指導している学生や院生の卒論や修論の内容を紹介されることが多かった。
今は、大学の授業の単位もほとんど2単位で、15回と昔に比べ回数が少なく、学生に話足りないことも多くなっている。それでも、学生の方は、15回も同じ先生から話を聞くのはうんざりという感じで、学期末は「アクティブ・ラーニング」が必要になっている。
私の場合は、アクティブ・ラーニングの手法は会得していないので、自己流の対処法となる。今日(20日)の敬愛大学での「教育原論」は、「学校の官僚制化」というテーマで、あらかじめ6つの問を書いたリアクション用紙を配り、その内容を、テキストと配布した資料(A3のもの3枚)から読み取り、各自書いてもらうという方法をとった。
通常の私のやり方であれば、テキストと資料の要点を黒板に書きながら講義し、リアクションも自由に(質問や感想を)書いてもらうという方法になるのであるが、今日は私の講義(しゃべり)は少なくした。
最初に学生を指名してテキストを読ませ、皆に目で追ってもらった。次に、プリントを読みリアクションを書く時間をとった後、各自書いたリアクションの内容を、一問2名ずつ、黒板に書いてもらい、それを皆で確認し、添削して、それに補足説明をするという方法をとった。学生が今日の内容をどの程度理解してくれたかは、これからリアクションの内容を読み、確認する。

教育原論 リアクション(7月20日)     学籍番号       名前

 テーマ  学校官僚制と組織     (テキスト p95-98)

1 学校の官僚制(化)の特質とは何か。

2 なぜ、学校は官僚制化するのか。そのメリットとデメリットは何か。 

3 学校の教育目標をあげなさい。 

4 3(学校の教育目標)はなぜあいまいなのか? そこからどのようなことが生ずるのか? 

5 あなたが、新しく作ったサークルのリーダーだとすると、そのサークルが存続する為に、どのようなことに心がけるのか。(リーダーに関するプリント参照) 

6 チームとしての学校について、どう思うか? 

他の人からリアクションを評価してもらう。

 評価者名           評価内容

 

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