今テレビを付けるとNHKも民放もイタリヤのミラノの開催されている冬季ミラノ・コルティナオリンピックの実況や話題一色で、オリンピックは良くも悪くも国家意識(ナショナリズム)高揚の役割を果たし、同時に日本人性(国民性)の強化はかる役割を果たしているもののだと感じた。
前半では、スキー混合団体ジャンプの高梨沙羅選手が、前回のオリンピックでのスーツ法違反からの挫折を乗り越え、今回の混合団体ジャンプで銅メダルを獲得したことが大きく報じられ、挫折からの立ち直りと仲間との協働の大切さが大きく印象付けられた。
後半では、日本のりくりゅうペアの金メダル獲得はテレビで何度も放映され、新聞の号外が出るほど日本中が沸き、絶望的なミスからの(一夜にしての立ち直り)と、理想的な男女ペアの姿に感動の渦が巻き起こった。「フィギュアスケートのペアというものは他者との切磋琢磨の中で人間性が鍛えられる極めて得意な競技ではないか」、という人もいて、ペア(きょうだい、恋人、友人、夫婦関係)の日本人の理想の姿を、このりくりゅうペアに投影してみて、感動した人も多かったのでないか。
日本のスキー混合団体ジャンプやのフィギュアスケートのペアのメダル獲得は、男女混合の集団やペアの力を見せてくれたが、日本の同性ぺアや集団の輝きはあまり見られなかったようにも思う。いずれにしろ、スポーツは国民性の育成する働きをしている。