唐澤博物館に行く

5年ほど前から、1年に一度、教育学部(教育社会学コース)時代の友人(同級生)と、集まっている。
歴史好きで、歴史に詳しい人がいて、いつも歴史にゆかりのある地を訪ね、その後懇親会を開いている。
2年前には京都の歴史散歩を行い、昨年は江戸・日本橋散策であった。

今年は、『唐沢博物館』(http://members3.jcom.home.ne.jp/kmuseum/)を、皆で見学した。
これは、かって東京教育大学の教育学部で教鞭をとられていた唐沢富太郎教授のコレクションで、「江戸から現代までの子どもの教育と遊びの世界」のものが展示されていて、日本の文化と教育の流れを、当時のものから知ることができる。建物と展示品はとても洗練され、工夫された展示で感心した。
唐沢教授は、私たちが大学に入学した年に大学を退官され、また大学も学会も違ったので、お目にかかることもなかったが、日本の偉大な教育学者の足跡をかいま見ることができて、有意義であった。
その後は、新宿に出て、近況を報告しあった。介護やお墓の話が話題の半分を占め、我々の歳を感じた。

日本子ども社会学会研究発表プログラム

6月28日(土曜日)~29日(日曜日)に、敬愛大学で、開催する日本子ども
社会学会の 個人の研究発表のプログラムのみ決定し、HPにアップした。
興味深い内容が満載である。会員以外の方も、是非参加してほしい。
(臨時会員の参加費2000円)

研究発表プログラム
 研究発表Ⅰ,Ⅱ,Ⅲのプログラムが、確定しましたのでお知らせします。記載事項に誤りや変更がありましたら、21回大会準備委員会21回大会準備委員会までお知らせください。シンポ、ラウンドテーブルに関しては、後日、お知らせします。
研究発表Ⅰ,Ⅱ,Ⅲのプログラム
http://www.js-cs.jp/wp-content/uploads/2013/10/jscs2014program.pdf

小学校の担任の児玉先生のご冥福をお祈りする

小学校の時の担任の児玉宮先生が昨年末に亡くなられたという訃報を息子さんから聞き、先生の御墓のある佐渡まではお墓参りに行けなかったので(数年前には先生を尋ねて有志で佐渡まで行った)、連絡のついた9名で、小学校(市川市立中山小学校)と近くのお寺(中山法華経寺)にお参りし、ご冥福をお祈りし、先生を偲んだ。
先生には、小学校の5年、6年を担任していただいたが、いい先生で、60年近く経過した今でも当時のことを鮮明に覚えていることがあり、我々の心の中に生きている。先生のご冥福を心よりお祈りする。
私は5歳のころから30年あまり市川市の下総中山(番地は高石神)で過ごし、数々の思い出のある地を、4半世紀ぶりに訪ね、懐かしかった。
私の住んだ家の跡は、会社の寮になっていたが、周囲は、昔ながらのところも残っていて、当時のことを多く思い出した(トンボ取りや魚釣りなど)。下総中山は、門前町のせいか、時代に取り残されたところのように、ゆったりした時間が流れていた。

小学校の近くに、市川市東山魁夷記念館(http://www.city.ichikawa.lg.jp/higashiyama/)があり、そこに立ち寄り、「先生と一緒に」(?先生の写真を持参した)東山魁夷の絵を鑑賞した。私達が小学校に通っていた時、近くに将来このように有名になる画家が住んでいるとは露ほど気が付かなかった。
心休まる絵ばかりであった。先生も絵を楽しみ、心安らかに眠られていると思う。