小学校の担任の児玉先生のご冥福をお祈りする

小学校の時の担任の児玉宮先生が昨年末に亡くなられたという訃報を息子さんから聞き、先生の御墓のある佐渡まではお墓参りに行けなかったので(数年前には先生を尋ねて有志で佐渡まで行った)、連絡のついた9名で、小学校(市川市立中山小学校)と近くのお寺(中山法華経寺)にお参りし、ご冥福をお祈りし、先生を偲んだ。
先生には、小学校の5年、6年を担任していただいたが、いい先生で、60年近く経過した今でも当時のことを鮮明に覚えていることがあり、我々の心の中に生きている。先生のご冥福を心よりお祈りする。
私は5歳のころから30年あまり市川市の下総中山(番地は高石神)で過ごし、数々の思い出のある地を、4半世紀ぶりに訪ね、懐かしかった。
私の住んだ家の跡は、会社の寮になっていたが、周囲は、昔ながらのところも残っていて、当時のことを多く思い出した(トンボ取りや魚釣りなど)。下総中山は、門前町のせいか、時代に取り残されたところのように、ゆったりした時間が流れていた。

小学校の近くに、市川市東山魁夷記念館(http://www.city.ichikawa.lg.jp/higashiyama/)があり、そこに立ち寄り、「先生と一緒に」(?先生の写真を持参した)東山魁夷の絵を鑑賞した。私達が小学校に通っていた時、近くに将来このように有名になる画家が住んでいるとは露ほど気が付かなかった。
心休まる絵ばかりであった。先生も絵を楽しみ、心安らかに眠られていると思う。