『教育の基礎と展開』(第3版)の刊行

2016年に初版を、2018年に第2版を発行した『教育の基礎と展開―豊かな教育・保育のつながりを求めて』(高野良子・武内清編著、学文社)の改訂版(第3版)を刊行することができた。大学のテキストで改訂版を出せるというのはうれしい。これは執筆者の方々と編集者のお陰と、これを買って読んでくれた学生諸君のお陰である。

 第3版では、最近の社会の変化(デジタル化や多様化等)や子どもや教育の変化(教育・保育関係の法律、答申の改訂等)、データのアップデート等、最新の現状に合わせた改定を行った。 大学短大の教育の基礎科目(教育原理、保育原理等)のテキストだけでなく、教育関係の授業(教育課程論、教職概論、教育行政、教育社会学等)などのテキストとしても使用できる内容にした。一般の教育に関する読み物としても興味をもてる内容にした。巻末には教育関係の法律や答申のQRコードも付けた。

【執筆者】永井聖二、中山幸夫、藤崎春代、丹治恭子、小野まどか、新田 司、*武内 清、浜島幸司、遠藤隆志、*高野良子、松尾知明、夏秋英房、金藤ふゆ子(執筆順、*は編者)/【コラム執筆】明石要一、加藤幸次、實川慎子、白川優治、岡田直美、木村治生、広瀬由紀、伊藤静香、高野だいわ

新海誠「すずめの戸締り」を観る

「テレビでの放送を録画したものがたくさんあるので、暇な時それを見るので退屈しない」ということを知り合いの高齢者から聞くことがよくある。私のように家のビデオ機器が数年前に壊れ、それ以来買い替えをしていなくて、テレビの録画ができないものからすると羨ましいなと思う反面、録画の面倒くささはないのか、録画で見るとは時代遅れではないのかと感じることがある。

以前に「地上波のテレビではなくネットの時代」という題で、次のように書いたことがある。<映画やドラマの見方が今変わってきている。これまでは映画は映画館、レンタルのビデオ、テレビでの放送などで見るしかなかった。またテレビドラマは放送日に見るか、録画してみるしかなかった。今は映画やドラマはネット配信のものをテレビやPCで好きな時に見ることができるようになっている。従来型の見方をしている人も少なくないが、後者のネット配信を体験してしまうと、その便利さ快適さに惹かれ、後者に切り替える人が多くなっていると思う。>(2021年12月15日)

最近映画館で映画やアニメを見ることがほとんどなくなったが、アマゾンプライムでもネットフリクスでもやっていなくて、映画館に行って観なければと思う映画がたまにある。最近では、「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)、「すずめの戸締り」(新海誠監督)の2作。ぐずぐずしているうちに、近くの映画館での上映がなくなり、見ることができなくなっていた。後者の「すずめの戸締り」は、今日(4月5日)午後9時からの日本テレビの「金曜ロードショウ」で放映されるというので、是非見なければと思う(新海誠のアニメを見るのは3作目。2作目の「天気の子」の感想は2019年8月22日のブログに書いている)。家にはビデオ機器がなく録画もできないし、DVDを借りても再生できないので、今回のテレビの放映時間に見なければならない。テレビの「金曜ロードショウ」でみるとは少し時代遅れになっているが仕方がない。観るのを忘れないようにしよう。

追記ー「すずめの戸締り」のテレビ放映を見終わっての一番の感想は、映画館で見たら映像がさぞきれいだったんだろなということ。内容はSF的なところがあり(村上春樹の小説「かえるくん、東京を救う」に影響を受けたという)、監督の新海誠の世界観についていくのはなかなか難しいと感じた。私には映像に関する理解力の不足や感受性なさが多分にあるので、これからいろいろな人の感想や解説など読み、再度見る必要があると感じた。

追記2-今は「すずめの戸締り」はネットフリクスでも見ることができる。2度目視聴中(4月9日)

敬愛大学 新校舎完成

学校や大学の校舎や教室の造りは、児童生徒や学生にどのような影響を与えるのであろうか。そのような学校建築と教育というテーマの研究も、オープンスクールの研究も含めて多くあることであろう。大学でも教室の設備を良くし、図書室や食堂に工夫を凝らすケースが紹介されることが多い。

私が今年も後期1コマだけ授業を担当する敬愛大学では、この4月から9階建ての新校舎が完成し、どのような大学の雰囲気になるのか、どのような授業や学生の活動が営まれるのかが楽しみ。佐倉山王にあった「敬愛短期大学」も稲毛キャンパスに合流し、大学生と短大生が一緒のキャンパスで過ごすことでどのような化学反応が起きるかも楽しみ。

新校舎の1階には、ピアノの置かれた学生ホールができ、その隣には児童書の図書室もできて地域に開放されるという。2階の図書室は木目調の本棚で居心地がよさそう。9階の会議室や屋上のテラスからの眺めは、近くに高い建物がなく展望がよいよう。(その大学紹介のパンフレット;敬愛大学教育後援会会報67の一部を転載しておく)

KODAK Digital Still Camera

4月の花、桜の開花

4月に入っても、天候が不順で、寒暖の差が大きく、春の花の開花や満開の時期がはっきり読めない。家の前の小学校の桜は、今日(3日)の朝には3分咲きくらい、午後には開花が少し進んだようだ。家の近くのテニスコートで朝テニスをしたが、コート脇の桜も3分咲きで、桜を見ながらのテニスの練習は気分が格別。近所の畑では、先週は咲いていた菜の花がもう刈り取られていた。その近くの道路わきには、橙色のハナビシソウが今年も咲いていた(種が落ちて自然に芽を出し咲くという)。そろそろチューリップの季節。

KODAK Digital Still Camera

追記 今日(4日)は、自転車で大学まで行く途中で、いくつかの桜の開花を確かめた。もう5分咲きくらいのところが多かった。

飛行機の欠航や遅延の補償について

今朝、沖縄諸島には台湾の地震の影響で地震警報が出て、飛行機の運行も一時ストップしたようだ。春休み中でその影響を受けた人もいると思う(うちの娘家族もそう)。生成AIにその時の補償を聞いてみた。チャットGPTよりBingチャトの方が、的確な答えを返してくれた。以下その問答を転載

質問:乗る予定だった飛行機が災害や飛行機の整備不備で飛ばなくて、その日の代替の飛行機も満席で、翌日以降の飛行機に予約を余儀なくされた場合、宿泊のホテル代は飛行機会社が支払ってくれますか?

Bingチャト回答;飛行機の欠航や遅延は、旅行計画に影響を及ぼすことがありますね。以下に、飛行機が欠航した場合の対処法と補償について説明します。欠航の理由による対応:①悪天候など自然災害による欠航―航空会社からの補償はありません。ホテル代や交通費は自己負担となります。他の航空会社の便に振り替えるか、払い戻しを受けることができます。②機材故障など航空会社の責任による欠航:―航空会社は補償を提供します。遅延の場合はレストランで利用できるバウチャー、大幅な遅延や欠航の場合はタクシー代やホテル代が補償されます。振り替え便を探すか、払い戻しを受けることができます。