大学生も一人一台PCで授業を受講する時代

小中学校等に児童生徒一人一台の端末(ノートパソコン、タブレットなど)が配布されているが、大学生も情報の端末つまりPC(パソコン)を、各自教室に持ち込み、授業を受ける時代になっている。

それは、学生がノート代わりにPCを教室に持ち込むということではなく(もちろんそのようなことはこれまでもなされてきたが)、教員がPCを各自授業に持ってくるように学生に指示し、学生が各自1台のPCが手元にあるという前提での授業が展開されるということである。

大学の教室にはWiFiが来ていて、教室の全面の大きなスクリーンに、教師のPCからの映像が映し出され、皆が見るということはこれまでもなされてきたが、それだけでなく、教室で学生一人ひとりが自分のPCで、教師の指示したサイトや学生各自が検索したサイトを見ながら、授業を受け、一人一台のPCを使って学習や討論をするという新しい方法である。

馬居政幸・静岡大学名誉教授の「2022年度静岡県立大学『総合的な学習・探求の時間』教育・指導法」の授業の詳細が、馬居教授のHPhttps://www.uer-labo.jp/#)に掲載(公開)されているが、そのような授業が展開されていることがわかる。大学の遠隔授業だけでなく、対面授業も大きく変わる時代になっている。

https://www.uer-labo.jp/room/gakkou/gakkou03/2022/05/14/3987