悪夢

幼い頃や小学生の頃、怖い夢をよく見たように思う。その内容はよく覚えていないが、次に怖い夢を見た時はほっぺたを抓り、目を覚まそうと思うのだが、夢の中で抓っても一向に目が覚めないで閉口した。

最近も時々怖い夢を見る。それは入学試験が迫っているのに勉強がはかどっていないという夢や、大学の授業の時間なのに遅刻して学生を教室に待たしている夢や、講義の時間がまだたっぷりあるのに講義ノートは白紙で何を話して時間を潰していいのかわからず途方に暮れる夢である。いずれも、夢から覚めホットする。他の人はどんな夢を見ているのだろうか。昔苦労の多かった祖母が、よく夢でうなされ、苦しそうなうめき声をあげていて、よくゆすって起こしたことを思い出した。そのようなことのないことを願う。