ネクタイは時代遅れ?

最近の私は、千葉の自宅の周囲3キロくらいが生活圏で、バスに乗ることはあっても、電車に乗ることもない。一昨日(9月12日)、日本教育社会学会が東京(西巣鴨)の大正大学で開催されるというので、朝の通勤時間に電車に乗った。

学会なのでラフな服装というわけにはいかず、背広にネクタイで行こうと考えたが、あまりの暑さに上着は間際で家に置いて、ワイシャツにネクタイという服装で出かけ、電車に乗った。

途中で車内を見渡しで、びっくりしたのは、ネクタイをしているのは私だけで、乗客の男の全員が私を除き皆ノーネクタイであった。それは、稲毛から乗った総武線快速の乗客だけでなく、東京の地下鉄の車内もそうであった。いつの間に、人々の服装は変わってしまったのか、と驚いた。 学会に行ってみると、私のようにまだネクタイ姿の時代遅れの人(大学教員)もいて、少し安心したが。

千葉と台風

昔小中学生の頃、市川の平屋の古い家に住んでいて、台風が来ると雨戸が壊れたり雨漏りがするというので、親は雨戸に板を打ち付けたり、雨漏り対策に洗面器やバケツを用意したり、停電に備えてローソクを用意したりで大変であった。それでもいろいろ被害があり、台風は恐いという印象がある。近くに川は流れていなかったので水害(床下浸水等)というものはなかったが、溝の水が溢れ長靴でなければ外は歩けないということはよくあった。中学生時、国電の下総中山駅からお茶の水駅に通う総武線の窓から、水浸しになった江戸川区(亀戸近辺)の街並みをよく見た記憶がある。

その後、千葉は台風の被害はほとんどなく、そんなに備えはしなくても大丈夫という気持ちを持っていたと思う。今回の台風では、明け方の四時過ぎに、千葉市に上陸したとのことで、大変な暴風で、屋根が吹き飛んだり、木が折れたり、停電になったり、断水したりした。私の住んでいるところは、停電が30分だけだったので(それも不意を突かれ、慌てたが)、助かったが、ニュースで報じられているように、房総半島の大半は、停電、断水、交通のマヒが続き、困った人が多かった,今も困っている人が多いと思う。

千葉市に住んでいる私のところにもたくさんお見舞いのメールをいただき、恐縮した。30分間の停電以外何の被害もなく、変わらない日常を送っている。千葉県で災害に合われた家や人の一日も早い修復を願う(修復の遅れは、木々の倒れではなく、多くの電柱の倒壊によるという説もあるwww.fujiwarashinya.com/talk/)。今後に備え、懐中電灯、ろうそく、飲み水などの用意はした。皆さんも気をつけて。