千鳥ヶ淵の桜

昨日(3月30日)、東京(田町)で、子ども社会学会の理事会が1時半からあったので、その前に東京の桜を見ようと、地下鉄東西線の九段下で降りて、千鳥が淵の桜をひとりで見学した。時間がなく、じっくり見ることはできなかったが、やはり千鳥が淵の桜は、見事であった。

ただ、桜はまだ満開とはいえず(8分咲きくらい?)、お堀の菜の花の黄色が見えず(桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストが抜群なのが千鳥ヶ淵の特質なのにそれがなかった)、少しがっかりした(菜の花の咲く時期がはずれた?、それとも抜かれてしまった?)。見物人は、外国人(台湾、中国?)が多いのも特徴であった。

春休みの植木鉢

生命の尊さ等を教えるために、小学校では児童に花を育てる教育をしているところが多いと思う。学期の期間中は、自分の植木鉢の花に水をやりながらその成長を見守るということをして、自然や生き物への関心を高めるのに役立っていることであろう。

ところが、春夏冬の長期の休みになると、その植木鉢は放置され、水も与えられず、雨が降らないと枯れてしまうことが多い。多忙な先生達も長期の休み時まで植物の水やりに学校まで来ることはできないであろう。ただそれで命を落とす(枯れてしまう)花のことを思うと不憫でならない。

こんなことを書く前に、気がついたら水をやればいいという声が聞こえてくる。そのようにしているが、学校には監視カメラがついていて、不審者として撮影されていると思うと、コソコソとした動きになってしまう。