授業の記録(「教師について」)

学生に話す内容がないわけではないが、1年間同じ学生に講義をしていると、学生の方も飽きてきて、授業から緊張感が失われつつあることを感じる。
先週の授業(1年生対象、教育課程論)は、少しテーマを変えて、「教師について」ということで、いくつかの資料を読んでもらい、問題を出し、その答えをリアクションに書いてもらい、何人かに解答を黒板に出て書いてもらい、それをもとに議論をしようと試みた。
授業の進め方がいつもと違い、学生は資料を読み一生懸命黒板にも書き、それへの説明もして、議論まで発展はしなかったが、多少学生参加型の授業ができたと思う。
問題、資料、リアクションの例を、掲載しておく。
(昔の私の恩師の清水義弘先生の論も資料に使い学生に意見を求めたが、「清水さんの意見には反対です」という学生もいて、曾孫くらいの学生にさんづけされ、清水先生も苦笑されていると思うと可笑しかった。)

教育課程論リアクション      12月14日     
 テーマ 教師について
1 教師には、どのような資質や能力が必要だと思いますか(自分の意見)
2 政府や行政は、教師に必要な資質や能力として何を挙げていますか。(中教審答申、他)
3 教師の特質の問題点として、どのようなことが挙げられていますか(清水)それに対して、どう思いますか。
4 教師にとって、人間性と教育技術(学力や知識も含む)のどちらが大事ですか(向山参照)
5 現代の教師の抱える問題は何でしょうか。
6 教師の資質を形成する為に、また大学でどのような授業があればいいと思いますか。またどのような大学生活を送ればいいと思いますか。
7 他の人からコメントをもらう

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