授業の記録(敬愛大学、11月17日)

今日(11月17日)の敬愛大学での授業の記録を残しておく。

最初に、前回の社会的格差と教育というテーマでの講義のリアクションの一部をコピーして配布して、それを読んでもらい、社会的格差の再生産を阻止するために教育の果たすべき役割を再確認してもらった。
今回のテーマの説明を次のようにした。教育においては教育する相手(児童・生徒)の特質を理解しないと空回りに終わってしまう。子どもや青年(若者)の特質に関する記述を読み、過去から現在までの子ども・青年の変化を理解することはきわめて重要である。今日の講義テーマは、子どもや青年の特質について考えること。

まず私の過去に書いた子どもや青年の特質に関するものを読んでもらい、少し説明し(リアクション2、3)、次に1990年代の若者に関して、藤原新也の「浜崎あゆみ論」を読んでもらい(4)、浜崎あゆみの歌をyou tubeで聴いてもらい、そして2000年代に関しては藤原新也の「AKB48,指原莉乃論」を読んでもらい(5)、さらに、朝日新聞などがよく書いていた現代の若者は「さとり世代」だという論を読んでもらい、それへの意見を聞いた(6)。

リアクション(11月17日)  青年(若者)の社会学
1 前回のリアクションを読んでの感想
2 少し前(25年前)の子どもの特質な何か(武内清「遊びと若者」参照)
3 過去の青年の特質は何か(武内清「現代青年論の特質」参照)
4 1990年代の若者の特徴を、浜崎あゆみの歌詞から考える(藤原新也『名前のない花』参照)
5 2000年代の若者の特徴を、AKB48 指原莉乃から考える(藤原新也「5分後の世界」参照)
6 2000年代の若者の特徴を「さとり世代」と命名するのは適切か(「さとり世代」参照)。 別の命名を付けるとすると、それは何?

配布した資料は、下記。

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当日のリアクション(例)
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