学生と御宿海岸

 

今日(4日)は、外房の御宿海岸で、学生諸君と海を見ながら食事と運動。

海岸は風があり、ウインドサーフィンとカイトサーフィンが気持ち良さそうに波の上を移動していた。それを横目で見ながら、ビーチバレーと三角ベースをした。

最初は、異学年交流のイベントを企画したが、参加してくれたのは3年生ばかり。

若者と1日一緒に過ごせたことをよしとしよう。皆の笑顔がいい、連休ならではのことであろう。

  

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期間限定で、その都度「今」を生きる人生

 上野千鶴子が、「解散を念頭においたチーム作り」という興味深いことを言っている。それは「プロジェクト方式」で、「期間を区切り、運命共同体は作らない」。それは、「同窓会」の対極にあるもので、「手間ひまかけてメインテナンスして続いて」いくものであるという。(人生の贈りもの―私の半生ー上野千鶴子 8、朝日新聞 4月30日 夕刊)

社会学の用語でいえば、コミュニティーではなく、アソシエーションなのかもしれない。ただ、家族や地域や学校や大学(その同窓会も)といったコミュニティーも、期間限定だし、メインテナンスも必要で、安閑としていると消滅してしまうのが現代である。まったりせず、緊張し、生きるしかない(上野千鶴子ほど、テンションを常に高く、自分にも周囲にも厳しく生きることは常人には難しいが。) 

上野千鶴子は「要求水準の高い教師で、『こんなものでいいと思っているのか』と毎回真剣勝負をやってきた」という。それで、「目の前で学生が竹が皮を破ってバリバリと音をたてるように育っていく」場面に直面したという。(同、7、4月28日夕刊) 自分とは対極の教師だと、自己反省。

 

東京と千葉の違いについてー千葉のまったり感

生まれてからずーと千葉県(市川市、千葉市)に住みながら、学校、大学そして職場と約60年間に渡り、東京に通って来た。最初は区立中学に3年間(お茶の水)、それから都立高校に4年(赤坂見附)、大学・大学院に10年(駒場、本郷)、職場(本郷、江古田、四谷、茗荷谷)に40年近くも、そして各種の会合も東京だった。

大体千葉から東京までの通学・通勤に1時間半はかかるのは当たり前で、その間に本も読めたし講義の準備もできたのであまり苦にはならなかった。

その分、千葉に目を向けることはほとんどなかった。東京に比べすべての面で千葉は遅れているという印象だった。文化の面でも、学問の面でも、また思想的にも保守的で、教育の面でも目を向けるべきものは何もないという感じを持っていた。観光的にも高い山はないし、景観は平凡で、見るべきところはない。また、歴史的に誇るべきところはないと思っていた。

 ところが、ここに来て、ほとんど東京に行かず、千葉の中だけで暮すようになり、その居心地の良さを感じるようになってきた。まったりとした空気の中で、無理もせず、自然体で暮して行ける心地よさである。それなりに歴史もあるようだし、景色のいいところもある。文化や教育の面は、まだよくわからない。

 この緊張感のないまったり感は、若い人や働き盛りの人にどうなのであろうか? そのことは気になるが 地元千葉のよさをもう少し見つけてみたいと感じる今日この頃である。

 

 

 

九十九里白子の新玉ねぎ

今日(5月1日)の犬(ソフィー)の散歩は、九十九里海岸(片貝)と外房の御宿海岸。

九十九里の片貝から御宿に向かう海岸沿いの道に九十九里の白子を通る。ここはテニスコートがたくさんあり、昔住んでいた団地のテニスクラブの合宿で来たり、顧問をしていた武蔵大学のテニスサークルの合宿に参加したりした懐かしい場所。

九十九里の海岸は、同じような単調な砂浜が続いているのが特徴(雄大だけれど、飽きてしまうことある)。

その白子では、新玉ねぎが美味しいと評判で、今回の遠出は、これを買うのが目的の一つ。道路沿いの畑のそばで売っていたのを一度行き過ぎてしまい、10分引き返し、無事ゲット。とても大きい玉ねぎで10キロで1000円と安い。ネットで見ると下記のような説明があった。

  <九十九里浜のミネラル豊富な新たまねぎは生でもあま~い.九十九里浜から近い千葉県白子町の特産品“白子たまねぎ”は、みずみずしく辛味が少ないため生で食べても美味しいと評判です。http://gurutabi.gnavi.co.jp/gourmet/item/1000256/)>

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