御宿でゼミ合宿

8月30日~31日は、千葉の外房の御宿で、敬愛大学3年生の専門ゼミの合宿。
最初指定した電車に誰も乗っていなくて、千葉、蘇我も過ぎても誰もいなくて、連絡もなく、合宿の日にちを間違えたと思ったが、車で来た学生も多く、結果的に9名中8名(男6、女2)の参加で、賑やかな合宿となった。
食事は、最初のお昼をお寿司屋でランチを食べた他は、全部泊ったところで自炊で、バベキュー、パンとサラダ、焼そば、カレーと、学生それぞれが腕をふるい、美味しかった。 女子学生もよくやってくれたが、男子学生でよく働く子も多数いて、手際のいい食事と後かたずけであった。

ただ、御宿海岸は、台風の接近で波が高く、泳ぐことができず、近くのプールでの泳ぎとなった。泊ったところに卓球台があり、勝負に燃えた学生もいた。

ゼミは、「恥の文化再考』(作田啓一)、「AKB48について」の発表があり、どちらも興味ぶかいものであった。 
前者は、ベネディクトの『菊と刀』も読みこんだ上での発表であり、西洋と日本の文化への理論的な考察が、きちんとしたレジメでまとめられていた。
後者は、AKB48ファンの二人の学生が、AKB48に関しては、その成り立ちから現在の構成まで詳しいレジメを作り、ライブのビデオを見せながら、またライブ会場でアンケート調査までしての発表で、AKB48への理解が深まり、少し私の偏見も消えた(握手会は、1枚千円のCDの購入で50秒?の時間がもらえる、何枚でも購入可能。AKBの意味は、3つのグループ名で、Kは体育系で、Bはビジュアル(ぶりっ子?)、Aはその両方の、3グループということもはじめて知った。Kグループがダンスがうまく、上の年齢層にもそれほど違和感がないと思った。「今度、先生も一緒に見に行こうよ」と誘われ、「年寄りが行って、気持ちが悪がられるだけでしょう」と言ったら。「そんな偏見を捨て、もっと自由な気持ちで、見ないとだめでしょう」と学生に諭された)

2日目、私は朝5時起きして、御宿の海の日の出を見た。御宿海岸は早朝、ブルドーザーが御宿の砂の手入れをしているようで、どうりできれいな砂浜のはずだと、わかった。