若林敬子さんを偲ぶ会

昨日(19日)、大学院で1年先輩の故若林敬子さん(東京農工大学名誉教授)を偲ぶ会が、新宿のホテルで開かれ、参加させていただいた。

若林さんは福武直門下の最後の弟子で、福武門下の蓮見音彦先生や松原治郎先生の薫陶も受け、研究一筋の方であった(著作は10冊以上、論文は100以上書かれている)。中国の人口問題に関する研究でも第1人者であり、調査中の北京で亡くなられたのも、彼女の本望かもしれない。

私の院生の頃に遠くからお見かけした、福武門下の蓮見音彦先生や高橋明善先生、それに山手茂先生にもお会いできた。いかにも昔の学者らしい先生方であった。このような先生方の教えを受け、若林さんも研究者として育ったのかと感慨を深くした。ご冥福をお祈りする。