朝、それぞれの始まり

今日は敬愛大学で1限の授業もあるので、その準備も兼ねて、朝早く7時半のバスに乗った。こんなに早く出勤は久しぶり。朝のバスの中で、疲れきって眠りこけている若いサラリーマンを多く見た。今はフリーターやアルバイト以上に、若い正社員の労働は過酷であるという新聞記事(「正社員でも使い捨てー若者を搾取する企業を見抜け」朝日新聞4月6日朝刊)を最近読んだばかり。その実態を垣間見た気分。バス停を降りて大学まで歩く道すがら、朝出されたごみ袋を狙うカラスを何匹も見た。大学の脇の道には菜の花が満開。授業前の教室をきれいにする掃除のおじさん、おばさん。同じ学園の高校生がクラブの朝連で元気。1限の授業では、私語に余念のない学生もいれば、熱心にノートを取る学生もいる。鳥、花、人、学生それぞれの朝の始まり。