教育課程論(第3回)の記録

昨年の授業内容とあまり変わりがないが、少しは資料を追加し、新たな問も出しているので、先週(10月12日)の敬愛大学での授業(教育課程論)の記録を残しておきたい。
 授業のテーマは、(新)学習指導要領の趣旨、キーコンセプトについて。
配布資料は⓵前回のリアクションのコピー、②文部科学省「生きる力」、③松尾知明「教育課程論・方法論」第1章、⓸松尾知明『21世紀型スキルとは何か」、⑤武内清・教育社会学研究室ブログである。(添付参照)
 前回の授業で、学習指導要領の変遷と2017年3月告示の新学習指導要領の総則部分はプリントして説明したので、そのリアクションを使い復習をした後、上記の資料を配布して、下記のリアクションの問いに答えてもらった。(実際のリアクションも一部添付する)

教育課程論(第3回)リアクション  2018年 10月12日        
1 武内ブログへのコメント
2 「生きる力」とは(「これからの時代に求められる力とは」(文部科学省)参照)
3 「確かな学力」とは(同上)
4  2017年(新)学習指導要領改訂の趣旨は何か。無藤隆『学習指導要領改訂のキーワード』参照。
5  アクティブ・ラーニングとは何か (同上)
6  コンピテンシーとは何か(松尾「教育課程・方法論」第1章参照)
7  21世紀型能力とは何か(松尾「21世紀型スキルとは何か」参照)
8  これからの社会で、どのような能力が必要とされていると思うか。(自分の考え)
9  他の人のコメントをもらう。
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 学生は、短時間で多くの資料を読んで、要点を理解してくれた。そのことがリアクションの内容からもわかる。

 学習指導要領に詳しいU氏にこの授業の資料と学生のリアクションを見てもらったところ、下記の感想をいただいた。
<武内先生の講義資料と学生さんのレポート、拝見しました。正直、驚きました.ここまで本格的に展開されているとは思いませんでしたので。この資料に学生さんたちがついていくのは大変だと思います。しかし、それでも、レポートの内容から、なんとか理解して、一生懸命自分の考えをまとめようとされていることが読み取れます。>

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