大学教育、施設の工夫

関西大学で「国内留学」の授業が学生の発案でできたという記事を新聞で読んだ。
留学生の多い大学も意外と留学生と日本人学生の交流は少ないので、大学の授業の中に、異文化の交流を目的とする科目があるというのは素晴らしいことだと思った。外国の人との交流は、クセになるほどワクワク感があるということを、体験を通して、学生に知らしめることは必要だと思う。
大学という場は、学生の自主性を重んじる場であるが、自然のままに任せておくと、新しいことが何も起こらない場でもあり、そのきっけを大学が用意することは必要になっている。

大学の施設、設備の快適さも、今の時代に欠かせない。特に、毎日食事をとる食堂の良さは、大学の魅力の一つであろう(多くの大学教員は、研究室や教員のたまり場で食事をとっているので、学生がどのような思いで、毎日食堂でお昼を食べているのか、気が付いていないことが多い。)
新聞での紹介されていたが、神田外語大学の学生食堂が、昔ながらのものが、最近センスの良いレストラン風に一変して、びっくりした(現在のリフォーム技術はすごい)。休みの日には地域の人にも開放している。神田外語の経営陣の見識に脱帽。千葉の大学では、神田外語大学だけが人気や偏差値で上昇している。