声について

新海誠監督が「君の名は」のヒロインの声に上白石萌音に抜擢したのは、彼女の声が「バイカル湖のような世界一透明な声、疲れた体を包む毛布のような声、心の奥の柔らかな部分まで届いて甘く懐かしい愛おしい痛みをもたらす声」とその透明度や愛おしさに感銘を受けてのことと明言している。(ブログ9月5日参照)

私は声に関してあまり関心を払ったことはないが、少し考えてみる。①松本清張の小説に有名な「声」という短編がある。②吉田拓郎と井上揚水の曲の違いは声の違いにもよる。③女優では常盤貴子の独特の声に惹かれるなど。④ついでに(?)身近なものの声も改めて聴いてみる。

声だけでなく映像も大切だと思った(上の写真は船橋在住の若い写真家によるもの)