困難を克服する方法

躁鬱病でなくても、人には元気な時と沈み込む時がある。また長い人生、人には浮き沈みがある。元気の時は精いっぱい動き回り、調子の悪い時はおとなしくしているというのが一般的であろう。鬱や運のない時は、ジーとしていて、躁や運が巡ってくるのを待てばいい。

 しかし、「メランコリー親和型」の人は、おとなしい状態が永遠に続くのかもしれない。それを打破するためには、あえてテンションを高め、活動した方がいいのかもしれない。

藤原新也は、長い旅の経験から、困難を克服する方法について、次のように説明している。
<旅につきものの時に命を脅かすほどの困難や障害は乗り越えなければ先がないわけで、困難が生じるとそれ以上の気概と元気と冷静でそれを乗り越えるということを繰り返して来た>。