ジョンレノンの非暴力・反戦活動

19日のBS11で、ドキュメンタリー映画「PE ACEとBED; アメリカvsジョンレノン」(2006年、アメリカ映画)をやっていて、少し見た。
昔、ジョンレノンとオノヨウコのベット・インの報道を見て、そんないい印象を持たなかったことを覚えている。
そこに、この映画で指摘されたような、深い思想と非暴力の反戦活動があったとは、当時、思い至らなかった。ベトナム戦争を遂行するアメリカのニクソン大統領とFBIは、ジョンレノンとオノヨウコの反戦活動に脅威を感じ、盗聴、尾行、さらには迫害を実行していった。映画では、その様子が、克明に描かれていた。
FBI長官が、自分たちの立場を正当化する時、「愛国心」、「道徳心」、「自分の国家と家族を守る」「強い意志」、「神への信仰」という言葉を繰り返しもちいていた。その言葉のもとに、ベトナムでの戦争、そしてそれに反対するジョンレノンとオノヨゥコへの迫害を行っていたことを、銘記しておきたい。