ジェンダー論の説明

「ジェンダー意識」にについて説明する時、「料理のできる男子って、ちょっとイケてますよね」という発言(河野銀子「ジェンダーと学校教育」『子どもと学校』学文社 p.89)に、どう思うかを問うた。
「軟弱男子」という性別役割分業意識強い発言は少数意見。
「いいね」は、今の学生の普通の発言。
しかしこれで終わってはいけない。この発言は「料理は女性のもの」というジェンダー観を前提にしての、発言である。
「当たり前」「感心する必要がない」が、ジェンダーにとらわれない正当な発言である。

このような説明でいいのであろうか。ジェンダーの説明は難しい。

これって、メタ思考?
<メタとは、「超~」「高次~」「~の間の」「~の後ろの」「~を含む」などの意味を持つ英語の接頭辞。何らかの概念について、その概念自体を対象とする同種の概念、すなわち「 ○○についての○○」を「メタな○○」「メタ○○」という。>(http://e-words.jp/w/E383A1E382BF.html)