唐澤博物館に行く

5年ほど前から、1年に一度、教育学部(教育社会学コース)時代の友人(同級生)と、集まっている。
歴史好きで、歴史に詳しい人がいて、いつも歴史にゆかりのある地を訪ね、その後懇親会を開いている。
2年前には京都の歴史散歩を行い、昨年は江戸・日本橋散策であった。

今年は、『唐沢博物館』(http://members3.jcom.home.ne.jp/kmuseum/)を、皆で見学した。
これは、かって東京教育大学の教育学部で教鞭をとられていた唐沢富太郎教授のコレクションで、「江戸から現代までの子どもの教育と遊びの世界」のものが展示されていて、日本の文化と教育の流れを、当時のものから知ることができる。建物と展示品はとても洗練され、工夫された展示で感心した。
唐沢教授は、私たちが大学に入学した年に大学を退官され、また大学も学会も違ったので、お目にかかることもなかったが、日本の偉大な教育学者の足跡をかいま見ることができて、有意義であった。
その後は、新宿に出て、近況を報告しあった。介護やお墓の話が話題の半分を占め、我々の歳を感じた。